業界ニュース

2014年2月17日配信

インテリア文化研究所 アクセントウォール誕生の背景と可能性

本紙連載「インテリア閑話」の執筆者であるインテリア文化研究所(略称:ICI)の本田代表は、今年の情報発信第5弾として「アクセントウォール誕生の背景と可能性」を発表した。
究極の壁紙素材フリースがドイツで開発されたのは13年前。2年後の2003年に市場投入され、燎原の炎のように広がる。一方、アクセントウォールの呼名が誕生するのは2005年である。誰が提唱者かは謎だが、本田代表は「当時、ドイツの大手壁紙企業マルブルグ社からラッシュ社開発担当役員にスカウトされたホルツ・アプフェル氏が話していたのを覚えている」と述懐している。
本田代表は、「第1次大戦と第2次大戦に敗北し、貧しさのどん底に置かれたドイツで誕生したのがラウファーザーに代表されるペンキ下地壁紙。安価なうえ、何回でも塗装できるので経済的。その点ではゲルマンの質実剛健のDNAを脈々と受け継ぐドイツ人に向いた壁紙だが、現在のドイツは欧州の最裕福国家でもある。張替容易な壁紙が登場すれば、オフホワイトの四面の壁を一面だけカラフルな壁紙に張替えて人生を楽しもうと考えるのは人情、これがアクセントウォールの原点」と述べている。

また本田代表は、「良く言えばミニマム、ズバリ言えば白くノッペリした住空間で生活する大金持ちの民族が世界にもう1カ国ある。それがオフホワイト系の量産壁紙を張る日本民族で、両者は近似の関係にあり、ドイツが変われば日本も変わるはず」と述べている。

さらに「住宅リフォーム需要が増え、アクセントウォールが普及すればカスタム化の欲求から差別化を求めるのは人間の本能。究極の差別化商材のデジタルプリント壁紙が登場するのは歴史の必然。インテリアコーディネーター及びインテリア販工店は10年に一度あるかないかのチャンスを活かすべき、その具体策を下記セミナーで解説するので関心のある方は参加して頂きたい」と呼びかけている。





なおICIでは今月21日(金)PM1:30~5:00に、東京西新宿LIXILショールーム東京セミナールームで下記3テーマの「デジタルプリント・セミナー」を開催する。
(1)今、時代はフリース・アクセントウォール・デジタルプリント壁紙!
講師:インテリア文化研究所 代表 本田榮二氏
(2)デジタルプリントの現状と今後の展開!
講師:リンテックサインシステム(株) 代表取締役社長 小島一仁氏
(3)デジタルプリント壁紙の可能性とウォールアートソリューション!
講師:日本ヒューレッド・パッカード(株) ソリューションアーキテクト 霄 洋明氏
定員80名。参加費は8000円/人(税込)。1社2名以上参加の場合は2人目から5000円/人(税込)。申込みは、会社名と受講者名、連絡先(住所と電話番号)を明記して下記宛へ。申込みは定員に達した段階で打ち切り予定。レジメとデジタルプリント関連の資料用意。さらに参加者全員に粗品進呈(珈琲とコーヒーの花の蜂蜜)。

■セミナーの申し込み・問い合わせ先
TEL:042-486-7972/FAX:042-486-7973(インテリア文化研究所)
携帯:090-2661-3105(本田榮二氏)
メール:e-honda@wine.ocn.ne.jp

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