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着せ替えできる椅子と壁

幻想的な展示

石川県ゴム入織物工業協同組合に属する企業5社（川プロ(株)、竹中繊維(株)、中川産業(株)、(株)紐屋、北陸ウエブ）と、インテリアやファッション、グラフィックなど多方面のデザイナーによって結成したグループ「細巾織物×TOKYO DESIGN TEMPLATES」では、「東京デザイナーズウィーク2010」のストリートコンテンツ「SHOP EXHIBITION」の１つとして、ファブリックの新しい可能性を提案するイベント「FABRIC-FOREST」を、東京・表参道のアラカワショールームにて開催中である。

開催テーマは、着せ替えをする空間。一般的にインテリアは一度おさまってしまえば、なかなか変えることはない。それを洋服のように「インテリアの服」として「WALL-WEAR」、「FURNITURE-WEAR」を提案する。椅子にかぶせているカバーは、まさに洋服のように着せ替えができるような仕組みになっており、壁に掛かるカーテンも、アラカワハンキングシステムを用いて気軽に掛け替えが可能。この他、石川県ゴム入織物工業協同組合5社が製作したファブリックによる幻想的な展示も見どころ。
イベントをプロデュースしている竹村尚久氏（(有)ディーコンセプトデザインオフィス代表）は、「インテリアを季節で替えるだけでなく、その日の気分で替えらるようなものにしていきたい」と語る。その主旨に賛同したサンゲツやスミノエ、東リなどがイベントに協力している。