業界ニュース
2010年3月4日配信
イタリア室内装飾技術の魅力をPR 3／10・11にイベント開催
イタリア・ミラノ商工会議所特別機関「PROMOS」では、イタリア・ロンバルディア州（州都・ミラノ）の職人技術を中心とした室内装飾業のプロモーションイベントを、3月10日（水）・11日（木）の両日、東京・九段のイタリア文化会館で開催する。
イベントは、10日（水）が展示会・商談会形式、11日（木）がワークショップ形式で行われる。「日本とイタリア室内装飾の伝統と革新」と題した10日の展示会では、イタリア及び日本の職人技術の粋を結集した室内装飾作品を展示、11日のワークショップでは、イタリアより職人集団が来日し左官や塗装などのイタリアの室内装飾技術を講義・実演する。またワークショップでは、(社)日本壁装協会が「金唐紙」「和紙壁紙」「織物壁紙」の魅力を紹介する。
なおワークショップの参加費は無料。問合せは(株)Anonimo Design（担当：黒澤哲氏／電話：03-3797-3905）まで。
■3月11日（木）「ワークショップ」プログラム
13:00受付
13:30ワークショップ開始
ロンバルディア州の職人集団＜Decor＞による講義、実演
■アンドレア・ザノーロ氏（AL PITOR）
エコモルタルや水彩を駆使した現代室内装飾の技と樹脂を駆使した新しい表現方法について
■ヴェントゥーリ・ディエゴ氏
樹脂を駆使した新しい室内装飾の表現方法とその可能性について
■マルコ・ガッリ氏（ARTEMIDE）
イタリアインテリアデザインの伝統と技術に裏打ちされた、新たなアプローチについて
■ロベルト・ニコチェッリ氏（NUOVA TINTEGGIATURA」
塗装、左官、だまし絵、樹脂、修復技術など、様々なイタリアの技術と汎用性、可能性について
＜休憩＞
16:00
一般社団法人日本壁装協会による講義、実演
■「金唐紙」（金唐紙研究所：上田 尚氏）
江戸時代にヨーロッパから渡来した金唐革を日本独自に発展させた「金唐紙」。現代に受け継ぐ上田氏の大英博物館にも展示された貴重な作品、技術は世界的にも高く評価されている。
■「和紙壁紙」日本壁装協会会員会社
世界に誇る日本の技術である「和紙」を使った室内装飾の技を分かりやすく一部実演を交えながら講義、展示。普段はなかなか使われない和紙の魅力を再発見できます。
■「織物壁紙」日本壁装協会会員会社
日本で独特の発展を遂げた「織物壁紙」を、その始まりから現代に至るまで分かりやすく講義、展示。織物独特の魅力を、ここですべて体験出来る。
17:30 終了
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