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受賞者

(社)日本インテリアデザイナー協会（酒井正人理事長）では、「2010　JID賞ビエンナーレ」を実施、大賞に「佐川美術館　樂吉左衛門館」（樂吉左衛門＋内海慎介、（株）竹中工務店大阪本店設計部）を決定、インテリアスペース賞3点の受賞者とともに、さる１月22日（金）、東京・新宿のリビングデザインセンターOZONEの同賞入賞作品展会場にて贈賞式を挙行した。

JID賞ビエンナーレの応募総数は217点、木村戦太郎氏を委員長とするデザイナー・有識者の選考委員会では、４度の審査と現地審査を実施、大賞に樂家の流れを汲む陶芸家・樂吉左衛門氏本人が設計を手掛けた「佐川美術館　樂吉左衛門館」を異議なく選出した。この作品は、琵琶湖を望む自然に恵まれた環境の中、樂氏が理想を追求、数寄を凝らしたダイナミックな空間演出で、未来志向の新しいインテリアとして具現化したものである。
インテリアスペース賞には、「アルケアふくろうハウス」（志村美治＋井筒英理子　フィールドフォー・デザインオフィス）、「根元　八幡屋礒五郎」（辻村久信　辻村久信デザイン事務所）、「シネマプラザサントムーンTwists ceiling－光と空間に導かれ」（滝田智美　フィールドフォー・デザインオフィス）が選ばれた（以上敬称略）。
なお、「2010　JID賞ビエンナーレ入賞作品展」は、2月2日（火）まで、OZONE７Fギャラリーにて開催されている。