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トレンドセミナーには約90名が参加

メッセフランクフルト社（本社：ドイツ）の日本支社であるメサゴ・メッセフランクフルト(株)では、「ハイムテキスタイル2010」開催中の1月14日（木）、日本人来場者向けのトレンドセミナーを開催した。
セミナーは、昨年に引き続きトレンドセッターを務めた南村弾氏（Dan Project主宰）と、インテリア文化研究所代表の本田榮二氏）によるトークセッション形式で行われ、トレンド解説をはじめ、トレンドが出来上がるまでの過程、トレンドミーティングの様子といった裏話も語られた。また本田氏からは、今年のハイムテキスタイルの最新情報も紹介された。セミナー終了後はトレンドゾーンに移動し、実物を前にさらに詳細な解説も行われた。

2010／2009のトレンドのコンセプトは、「UNI（RE）VERSE（ユニ（リ）バース）」。今後の発展のために地球を再定義しようというスケールの大きなコンセプトの下、「Futurustic（フューチャラスティック）」「Temptation（テンプテーション）」「Hyopernature（ハイパーネイチャー）」「Intuition（インテューション）」という4テーマが提案されている。「フューチャラスティック」とは未来（future）と田舎（rustic）を掛け合わせた造語で、質素、天然素材という新しい未来感を提案する。「テンプテーション」は誘惑の意。発達したCG技術を活用することで、古典的なモチーフをデジタル処理しまったく新しいデザインを生み出している。「ハイパーネイチャー」は水や空気などクリアな透明感を表現、「インテューション」はデザイナーの直感に従い、何でもありのエネルギッシュなミックス感を提案する。これら各トレンドの詳報は「インテリアビジネスニュース（本紙）」2月5日号にて掲載予定。
なお南村弾氏は、次回のトレンドセッターも務める予定。

■トレンドゾーンの様子