業界ニュース

2009年3月11日配信

イン産協中部支部 「インテリアフェスティバル2009」開催
「インテリアセミナー」
「トータルインテリアフェア」
(社)インテリア産業協会・中部支部(日比賢昭支部長)では、インテリアコーディネーターのスキルアップと情報提供を目的に毎年実施している「インテリアフェスティバル」を、3月11日(水)、メルパルクNAGOYAにて開催した。

現在中部支部(愛知県、岐阜県、三重県、石川県、富山県)に所属するインテリアコーディネーター、キッチンスペシャリストは合計で約6200名(うち新人のIC・KSは計479名)に上る。「インテリアフェスティバル」の最大のテーマは、これらインテリアコーディネーターの活躍の場であるビジネスチャンスの創造とインテリア市場の活性化である。そうしたテーマの下、今年の「インテリアフェスティバル2009」では、第1部に需要創造のヒントとなる「インテリアセミナー」、第2部にICと会員企業のマッチングを目指す「トータルインテリアフェア」が行われた。
第1部の「インテリアセミナー」は、講師にロボットデザイナーの松井龍哉氏(フラワー・ロボティクス(株)代表)を招き、「ロボットデザイン論序説-情報化社会の住環境への応用工学」というテーマで行われた。一見インテリアに関係のないテーマのようだが、講師の松井氏は建築家からロボットデザイナーに転進した経歴の持ち主で、現在もデザイナー活動の一環として店舗設計も手掛けるなど、建築・インテリアにも非常に造詣が深い。また松井氏は人間型ロボットを専門としており、人との触れ合いや癒し、住環境への応用が求められる点がインテリアの感性に近く、インテリア関係者にとって非常に興味深い内容となった。続いて行われた「トータルインテリアフェア」には、サンゲツ、川島織物セルコン、トキワ工業、ヨコタ、ニチベイ、トーソー、タチカワ、INAX、TOTO、カリモク家具販売などの会員企業が会場に自社商品を展示、商品紹介を通じてインテリアコーディネーターとの情報交換が積極的に行われた。また会場には「インテリアコーディネーションコンテスト2009入賞作品」が特別展示された。
日比賢昭支部長
プログラム終了後に開催された懇親パーティーで日比賢昭支部長は「インテリアコーディネーターは生活者と企業の架け橋として、住む人の夢を実現するための人間力を高めていいただきたいと思っています。高い志を持って日々努力していくことが人間力を高めることになります。何でも自分本位ではなく、人の役に立とうという思いを持ち続けること、その積み重ねによってよりよい住環境が生まれます。そのために中部支部として今後ともお役に立てる活動をしていきたいと考えています」と挨拶した。

なおインテリア産業協会・中部支部では、3月13日(金)~15日(日)まで吹上ホールにて開催される「ハウジング&リフォームあいち2009」にブース出展する。

インテリア産業協会・中部支部のホームページ
http://chubu.jiia.net/jimukyoku/
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