業界ニュース

2008年11月19日配信

JAPANTEX2008開幕 「ネクストデザイン インテリアスタイル」の集大成
開会式 高円宮妃殿下によるテープカット
「HOTPOiNT」
「WTPブース」
11月19日(水)~22日(土)の4日間、東京ビッグサイトにて開催されるインテリアトレンドショー第27回JAPANTEX2008(主催:日本インテリアファブリックス協会)が開幕した。

今回の開催テーマは、一昨年、昨年に引き続き「ネクストデザイン インテリアスタイル」。JAPANTEXでは3年間を区切りに1つのテーマを追求することが基本方針となっており、3年目の今年は、「ネクストデザイン インテリアスタイル」の集大成として、ファブリックスを中心とした空間デザインの提案をさらに追及する。また「インテリアフェスティバル」(主催:(社)インテリア産業協会)と「IPEC」(有限責任中間法人日本プランナー協会)との同時開催も継続し、連携を深める。その象徴的な企画が、中央アトリウム会場で行われる「HOTPOiNT」。「波紋・HIROGARU」をテーマに、トレンドカラーのパープルを印象的に使った空間を提案する。
この他、JAPANTEX独自の企画もインテリアデザインコンペ優秀作品の具現化展示、女性講師陣による「インテリアセミナー」、インテリア専門店向け企画「WTPブース」、学生が自由な発想でインテリアを提案する「クリエーターズタウン」、キルトの魅力を集めた「キルトの集い2008」など盛りだくさんとなっている。
また東1・2・3ホールでは、今年からインテリア総合見本市に大きく変貌した「IFFT/インテリア ライフスタイル」が、明日20日からは「日経住まいのリフォーム博2008」(主催:日本経済新聞社)も開催、さらに「日経住まいのリフォーム博」会場内では特別企画展として国産家具の専門見本市「にっぽんらいふ」や「ホームシアターインテリア」が開催されるなど、インテリア関連イベントが同時に行われるため、あらゆる商材、サービスが大集結するのも大きな特徴だ。

挨拶する青戸会長
JAPANTEX開幕に先立ち行われた開会式で、(社)日本インテリアファブリックス協会の青戸紘会長は、「インテリア業界は多くの課題を抱え、現在未曾有の難局にあります。そうした苦境にあることを認識しながらも、一方ではインテリア業界の将来には大きな展望があることも確信しています。まず国内では環境問題への急を要する対応の視点から、政府が超長期住宅構想に取り組んでいます。スケルトンは100年、200年持たせ、インフィル、すなわちインテリアは住む人に合わせて柔軟に変えていくという発想です。また世界に目を向ければファブリックの分野で、日本の感性、技術が受け入れられる市場があります。このインテリアトレンドショーが、目下の難局に地道に対応しつつ、一方で長期展望を実現していくために、いささかなりとも資することを願っております」と挨拶、その後ご臨席された高円宮妃殿下によるテープカットが行われた。

JAPANTEXのホームページ
http://www.japantex.jp/
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