NPO法人日印国際産業振興協会(JIIPA)は、世界が注目するテキスタイル産地であるインドのアパレル・ホームファッション企業が集まる「第14回インドトレンドフェア東京2024」を、7月23日(火)〜25日(木)の3日間、新宿住友ビル・三角広場にて開催する。
インドのテキスタイル産業の歴史は長く、コットン、リネン、ジュート、シルク、ウールといった天然素材からポリエステル、アクリル、ナイロンなどの合繊繊維まで世界最大級製造拠点を有している。また大量生産はもとより小ロット生産にも対応、刺繍やプリントなどの加工技術も高く、素材から生地、完成品まで一貫したバリューチェーンを構築することで、現在は欧米をはじめ世界中のアパレル・インテリアブランドの生産も手掛けている。この他、インド国内は人口増により経済規模が拡大中で、市場としても大きな魅力を有している。
そうした注目が高まるインドのテキスタイル企業が集結するのが「インドトレンドフェア」である。今年はジャイプール、デリー、パニパット、プンジャブ、コルカタ、ムンバイ、グジャラト、ティルプール、バンガロール、カルル、コインバトールなどインド全土12都市から過去最多となる250社が出展し、アパレル(175社)、ホームテキスタイル(30社)、手織りカーペット(30社)、機能性生地(5社)、アクセサリー(5社)、テキスタイル(5社)が多彩に展開される。
また職人によるライブ・デモンストレーションを連日開催、国内外でさまざまな賞を受賞する10人の職人が登場し、ミティラ絵画、ティクリ絵画、手刺繍、ハンドプリント、彫刻などのクラフト技術を披露する。
なお日本とインドは、2011年8月より日印包括的経済連携協定(CEPA)により繊維品目に対する関税が撤廃され関税がゼロになって以降、日本国内企業からも発注先、仕入れ先、また生産拠点としても関心が高まっている。そんなインドのテキスタイル業界最前線を感じることができるのが「第14回 インドトレンドフェア東京 2024」である。ぜひ会場に足を運んでいただきたい。
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