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2026年6月20日
サンゲツ 筑波大学との共同研究成果を日本デザイン学会で発表



 (株)サンゲツは、筑波大学芸術系と感性科学に基づく空間デザインの新しい価値創造を目的として開始した共同研究の成果を、さる6月13日、日本デザイン学会「第73回春季研究発表大会」(会期:2026年6月12日~6月14日)にて発表した。

 同研究は、空間における壁紙の色彩や模様が、人に与える心理的影響をVR空間を用いて分析したもので、サンゲツが培ってきたインテリア素材の知見に、筑波大学の学術的・科学的なアプローチを融合させ、本質的な豊かさをつくり出すエビデンスを構築することを目的として開始した。

 今回の学会発表はその第一歩として行ったもので、「室内空間における壁紙の色彩と模様に関する印象評価 ―20代における壁紙条件の違いが印象評価に及ぼす影響―」(発表者:郭 晨陽(筑波大学大学院)、尾﨑 拓磨((株)サンゲツ)、山本 早里(筑波大学芸術系))と題して、20代を対象に、無彩色や直線柄は「集中」、明るく穏やかな色や植物柄は「くつろぎ」を促すなど、壁紙のデザインがもたらす具体的な心理的効果を実証した。

 今後は対象を70代まで拡大し、幅広い世代をカバーするデータの蓄積を進める。同成果により、経験や感覚に頼らない「世代ごとのニーズに応じた、科学的根拠に基づく空間デザイン」の実現に向け、具体的なエビデンスの構築を目指す。

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