大阪・関西万博内に設置したテーブルとスツール
(株)友安製作所は、「大阪・関西万博」にて、Co-Design Challengeプログラムの一環として、まちこうばで出た端材を活用したテーブルやスツールを会場内に設置する。あわせて地域のまちこうばと連携し、ものづくりの現場を巡る体験ツアーを実施する。
Co-Design Challengeプログラムは、「大阪・関西万博を契機に、日本全国それぞれの土地で “これからの日本のくらし(まち)をつくる”」ことをコンセプトに、「1.万博を機会として、新しい「何か」をつくること」、「2.共創の取組であること」、「3.デザイン視点で取り組むこと」、「4.大資本でなくても取り組めること」、「5.地域への誘客に取り組むこと」の5つの特徴を持つEXPO共創事業特別プログラム。
友安製作所は同プログラムに参加し、地域のものづくり企業やアーティストとの共創のもと、大阪・関西万博に設置するテーブルやスツールを製作する。同社では、家具をはじめとしたインテリア製品を自社工場で製造しており、その過程で鉄や木の廃材が発生する。他のものづくり企業においても同様に、製造の過程では必ず何らかの廃材が出ている。今回のプロジェクトでは、同社の他に(株)小泉製作所(大阪府堺市)、(株)オーツー(大阪府八尾市)、(株)河辺商会(大阪府堺市)が参画し、端材や廃材を活用してテーブルとスツールを製作、会場西側のフューチャーライフヴィレッジ内に設置する。
このプロジェクトにあわせて「体験型ものづくり企業ツアー」を実施する。ツアーでは大阪府八尾市、堺市をはじめとする地域の町工場を巡る。集客は、(一社)関西イノベーションセンターが手掛ける「TECH TOURS KANSAI」というプラットフォームにて行う。
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