Kvadrat Febrik
デンマークのテキスタイルメーカー Kvadrat(クヴァドラ)は、2020年9月3日(木)〜5日(土)にコペンハーゲンで開催中のデザインフェスティバル「3days of design(スリー・デイズ・オブ・デザイン)」にて、世界で活躍する気鋭のデザイナー28組が参加するテキスタイルプロジェクト『Knit! by Kvadrat』を発表した。
同プロジェクトは、「Halingdal 65(ミラノ 2012)」、「Divina, Every colour is divine(ミラノ2014)」、「My Canvas(ロンドン2017)」に続くKvadratのデザインプロジェクトで、テキスタイルを用いてその可能性やクリエイティビティを表現することを目的とし、その成果をエキシビジョンにて発表してきた。またインテリア、建築、アート、ファッションなど、さまざまな分野で活躍するデザイナー・アーティスト発掘の場としても注目されてきた。
今回は、2018年にKvadratグループに加わった、伸縮性が高く立体的な構造が特徴のニットテキスタイル「Kvadrat Febrik」をカンバスに、素材の持つ新たな可能性を自由に解釈した作品を発表するもの。
さらに「3days of design」の期間中、Kvadrat初となるインタラクティフブなデジタルエキシビジョンを特設サイト上で公開している。同サイトでは、「3days of design」の展示とは別に、デンマーク・エーベルトフトのKvadrat本社に設置した、『Knit! by Kvadrat』の全28作品をデザイナーのインスピレーションやデザインプロセスとともにみることができる。日本からは熊野亘氏、藤城成貴氏、森山茜氏の3名が参加している。
|
|