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2015年12月17日
LIXIL 高性能樹脂窓のスタンダードモデル「エルスターS」発表


「エルスターS」施工イメージ

 (株)LIXIL(藤森義明社長)は、このほど、複層ガラス仕様の樹脂窓では国内最高となる断熱性能(熱貫流率1.30W/m2・K)と、美しいデザイン性を両立した高性能樹脂窓のスタンダードモデル「エルスターS」を開発し、北海道で2016年3月15日から、東北以南では同5月1日から販売開始する。

 「エルスターS」は、高い断熱性能を実現するため、フレームの見付部分(正面から見たフレームの幅)を細くし、熱を通しにくい高性能ガラスの面積を最大化する「サーモス」の設計コンセプトのもと、「エルスターX」で開発した、樹脂窓では業界一スリムなフレームを継承して、ガラス面積を従来品比約10%拡大。さらに、見込寸法を拡大し、中空層(ホロー)を増やす「多層ホロー構造」により、フレームの耐久性と断熱性を向上させている。

 ラインナップは、業界初の隠し蝶番を採用したドレーキップ窓、樹脂窓では初となるフラットスライド構造の上げ下げ窓、デザイン連段窓をはじめ、引き違い窓、面格子窓、縦すべり出し窓、勝手口ドアなどなど多彩に取り揃えている。また、トリプルガラスを搭載した「エルスターX」と、デザインや納まりを統一しており、予算に応じて同一物件で使い分けることも可能となっている。

 LIXILでは、2020年の改正省エネ基準義務化を見据えて、すべてのグレードで窓の高性能化を推進しており、2013年にアルミと樹脂のハイブリッド窓「サーモスⅡ-H」を、2015年には、トリプルガラスを採用したハイグレードクラスの高性能ハイブリッド窓「サーモスX」と高性能樹脂窓「エルスターX」を発売しているが、今回の「エルスターS」によって、普及価格帯においてフルモデルチェンジし、窓の高性能化を加速していく考え。同社では、高性能樹脂窓「エルスターX」「エルスターS」を合わせて年間の売上高100億円を目指す。また2016年は、「サーモスⅡ-H」「サーモスX」のカテゴリーである高性能ハイブリッド窓を強化するとしている。



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