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小林幹也氏

新柄イメージ

新作コレクション

　スペイン・バレンシア発の水だけで汚れが落とせるファブリック「aquaclean（アクアクリーン）」（代理店：bp international tokyo（株））は、日本を代表するプロダクトデザイナー・小林幹也氏デザインによる、国際的コラボ商品4柄など、新作コレクション6柄を、11月29日（水）～12月1日（金）、東京・六本木の駐日スペイン大使館展示室で開催される「The Next Simplicity」（主催：スペイン貿易投資庁 ICEX 及び駐日スペイン大使館経済商務部）にて発表する。

　「aquaclean」は、繊維を分子の被膜で覆うことで、通常は落ちにくいワイン、インク、ソース、脂肪、泥、チョコレート、クリームなどの汚れも、わずかな水だけで落とすことができる革新的な椅子張り生地。張り地の分野において「クリナビリティ」のトレンドを作り、他社の追随を許さない独走的な世界シェアを誇っており、住空間はもとより、医療空間や宿泊施設、車両など幅広い用途で、世界的に需要が増えている。

　小林幹也氏（小林幹也スタジオ主宰）はドイツのiF product design award金賞、red dot award、グッドデザイン賞、adc賞など受賞歴多数という日本を代表するプロダクトデザイナーで、東京でインテリア ショップ「TAIYOU no SHITA」を展開している。
　ちなみに、日本人プロダクトデザイナーが、ヨーロッパのテキスタイルメーカーとコラボして、新作を発表するのは、今回が初めてのことで、大いに注目が集まっている。

　小林幹也氏による「aquaclean」の新作は、日本人の心の花である桜にインスパイアされた「HIKA」をはじめ、「NOHARA」は草原、「JIU」は雨（慈雨）などと、日本の自然をモチーフにしたものと、舗装の煉瓦をイメージした「MACHI」がある。これらは、ベースはポリエステルで、布地によりコットンなど自然素材が含まれており、厚みがあり風合いも良く、椅子やソファの張地としての充分な耐久性をもっています。家庭用家具はもとより、不特定多数の利用者に使用されるコントラクト家具にも利用可能。

　「The Next Simplicity」は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、いま首都圏で増加するプロジェクトに適応した、コントラクト市場向けスペイン製品とクリエイティビティを、在東京のスペイン人建築家、ハビエール・ビヤール・ルイズ氏のコンセプト立案と展示キュレーションにより提案する展示会である（設営・運営：（株）オリバー）。

　同展には、下記のスペイン企業11社が出展する（入場無料）。
ABBATTE（ファブリック）
AQUACLEAN（家具張り地）
BASSOLS（ベッド、テーブルリネン）
BD BARCELONA DESIGN （家具）
CURVART（アートワーク）
DVELAS （屋外家具）
ESTUCO WALL（壁材）
EXPORMIM（屋外家具）
LLADRO（ポーセリンアート）
PANELPIEDRA（壁材）
VICCARBE（家具）

　なお、11月29日（水）15：00からセミナー”The Next Simplicity” が開催される。内容は、ハビエール・ビヤール・ルイズ氏らによるコンセプト解説及びスペイン人建築家による座談会など。事前登録制につき、参加希望者は、氏名・社名・電話番号を明記して下記のアドレスまでメール（spanish.tokyo@comercio.mineco.es）にて申し込むこと（申し込み多数の際は抽選）。入館に際して、身分証明書(顔写真付)の提示と、手荷物のX線検査が必要。