特集

リノベーション

2015年11月9日配信

「第3回リノベーション・オブ・ザ・イヤー」グランプリにブルースタジオ

 (一社)リノベーション住宅推進協議会(内山博文会長)は、11月8日(日)、この秋全国7エリア13会場で展開して来た「リノベーションEXPO2015」の掉尾を飾るイベント「第3回リノベーション・オブ・ザ・イヤー」の発表・授賞式を、東京・表参道のpolygon青山で開催、エントリー152作品から第1次選考を通過した48作品から、総合グランプリに㈱ブルースタジオの「こどもたちの駅前ひろば『ホシノタニ団地』」を選んだほか、500万円未満部門、800万円未満部門、800万円以上部門、無差別級部門の最優秀作品賞および特別賞を下記の通り選定した。

 この「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」は、リノベーションの楽しさ・魅力・可能性にフォーカスしつつ、消費者に関心の高い施工費(500万円未満、800万円未満、800万円以上、無差別級)で事例を分類、SNSを活用して、消費者の声を取り入れてノミネート作品を選出。業界新聞や雑誌など住宅系メディアの編集長からなる選考委員(選考委員長:リノベーション住宅推進協議会プロモーション委員会委員長:島原万丈氏)が最終選考を行い、2015年を代表するリノベーション事例を選出するもの。

 総合グランプリに選ばれた㈱ブルースタジオの「こどもたちの駅前ひろば『ホシノタニ団地』」は、小田急線・座間駅前に立地する4棟の団地をリノベーションした事例。かつては小田急電鉄(株)の社宅として使用されたが、老朽化のため閉鎖され、駅前ロータリーとプラットホームに隣接する一等地にありながら、敷地は鋼板の仮囲いに覆われていた。今回のプロジェクトでは、駅前立地の団地がもつポテンシャル、地域の歴史に着目、団地の豊かな外構部分を、あえて車が進入しない「みんなが集う駅前広場」と見立て、団地の1階部分には、子育て支援施設、貸し農園、農家カフェ、コミュニティーキッチンなど、地域に開かれた公益施設を誘致し、様々な人々が集い、子どもの笑い声と人々のおしゃべりで満たされる広場として再生した。なお、「ホシノタニ」は、座間の古刹星谷寺に残る、昼でも満天の星を映すという伝説の井戸に由来し、世代を超えた人と人の賑わいと対話が、星と星をつないだ星座や銀河が煌めく様のようになることを願って命名された。

■第3回リノベーション・オブ・ザ・イヤー受賞社
<総合グランプリ>
(株)ブルースタジオ「こどもたちの駅前ひろば『ホシノタニ団地』」
<500万円未満部門>
(株)シンプルハウス「ノスタルジック秘密基地」
<800万円未満部門>
(株)アートアンドクラフト「守口の長屋~まるで露天風呂~」
<800万円以上部門>
(株)リビタ「『特別などこか』へ行かなくても、日常こそ特別な暮らし『井の頭の家』」
<無差別級部門>
9(株)「リノベーションの全ステップを実際に体験できるワークショップ『DIY(R)SCHOOL』」(*9の読みはナイン、(R)はマル囲み)
<特別賞>
賃貸リノベーション賞=(株)タムタムデザイン「団地リノベ/コンクリートと無垢の家」
カジュアルリノベーション賞=(株)空間社「素材感を整える」
再販リノベーション賞=(株)ブルースタジオ「リノベーション済み物件の“新常識”でつくられた住まい」
リユース賞=(株)空間社「両家の思いを引き継ぐ『家族のつながり』を感じられるリノベーション」
省エネリノベーション賞=棟晶(株)「暖房なしでも暖かいリノベーション」
プランニング賞=(株)ブルースタジオ「BOTAO-賃貸収入を得て、老後を楽しく暮らしたい」
官能的R1(あーるわん)賞=9(株)「あなたらしく、ファッションのように」

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