特集
2019年7月30日配信
「YESオーダーカーテンedition 1」開発者インタビュー
アスワン株式会社 第一商品部 赤田浩二氏
プロダクトナウ
アスワン(株)(深江隆司社長)は、イージーオーダーカーテン「YESカーテン」をバージョンアップし、「YESオーダーカーテン」(100柄229アイテム)として、7月1日に新発売した。大きな転換となった同見本帳について、企画・開発した第一商品部の赤田浩二氏に、その特徴について語っていただいた。
縫製をオーダーカーテン仕様にバージョンアップ
一次取得者層に向け正価販売とトレンド性を追求
Well-being
TSUMUGU
今回「YESカーテンedition 6」から「YESオーダーカーテンedition 1」に変わったわけですが、変わった点、そして変わらない点があります。そのポイントは3つです。
1つは、縫製仕様を「オーセンス」や「セ・ラ・ヴィ」と同じオーダーカーテン仕様にしたことです。そうすることで、例えば「オーセンス」の隣の窓に「YESオーダーカーテン」を吊ったとしても違和感がなくなりますが、これまで同様に2ツ山1.5倍ヒダでの提供が中心となります。
2つ目のポイントは、「YESカーテン」から引き続き、正価販売である点です。「オーセンス」や「セ・ラ・ヴィ」はマトリックスを用いた割引販売が基本ですが、「YESオーダーカーテン」は、エンドユーザーへの販売価格を表示しています。
その理由は、このシリーズが一次取得者層をターゲットにトレンド性の高いデザインを提供していくことがコンセプトだからです。一次取得者層である20〜30代の方々は、SPA型のインテリアチェーンやライフスタイルショップなどでカーテンを選ぶケースが増えています。それらショップは1.5倍ヒダの正価販売が一般的です。そうした方々に対して、トレンド感のある素敵なカーテンを正価でお届けするシリーズが「YES オーダーカーテン」であり、「オーセンス」との違いでもあるわけです。
そして、3つ目のポイントですが、それゆえに「オーセンス」や「セ・ラ・ヴィ」と明確にコンセプトが異なることから、一軒の家の中でそれらと併用するというよりも、「YES オーダーカーテン」のみでリビング、寝室、子供部屋などのすべてが完結できるような商品構成としている点です。カテゴリーでは、そうしたシーンをイメージして、高級感のある上質なシンプルモダン「Well-being」、ナチュラルベースの「My style」、自然素材をイメージした素材感のある「TSUMUGU」などをそれぞれの生活シーンを想定しながら展開しています。
その象徴的な商品がカラーレースです。今回カラーレースをラインナップしましたが、それによってあらゆるドレープとの組み合わせができ、ワンランク上のコーディネートが可能となるのです。
フィンレイソン
リサラーソン
さらにブランドシリーズとして、人気の「フィンレイソン」と「リサラーソン」も引き続き収録しています。このうち「フィンレイソン」については、非常に幅広いお客様から人気を得ているため、今回より防炎品を発売しました。高層マンションや公共施設などにも提案していただきたいと思っています。
また「YESオーダーカーテン」全体としても全アイテムのうちを約50%に拡充しました。
以上が3つのポイントですが、最後にもう1つ、今回当社としてはじめて、見本帳、およびプライスカードの両方にQRコードを掲載しました。
229アイテムすべてにおいて、スマートフォンやタブレットにて施工イメージを確認できるとともに、ドレープについてはおすすめコーディネートレースも提案され、よりていねいな接客販売が可能となります。また店頭だけでなく、見本帳を持参して外出先で提案するケースも多いかと思いますが、外出先でも仕上がりイメージを分かりやすくお伝えすることができます。
さらには、プランニングボードなどにQRコードを貼り付ければ、よりヴィジュアルな提案が可能となるでしょう。
より使いやすくバージョンアップした「YES オーダーカーテン」をぜひご活用ください。
アスワンのホームページ
https://www.aswan.co.jp/
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