特集
2006年11月18日配信
2006年11月18日配信 | ||||||
JAPANTEX2006を彩る 《人》 日本貿易振興機構(ジェトロ)シンガポール事務所長・寺澤義親氏 (株)エッセンス代表取締役・高田公平氏 |
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――JAPANTEX2006直前連載企画 | ||||||
[セミナーテーマ] 日本企業のグローバリゼーションとブランド化の促進 講座名 C 11月23日(木) 14時-15時30分
50年前の日本は、戦後復興と産業再生が最大の課題であり、以来官民挙げて、日本製品の輸出促進に注力。繊維・自動車・半導体など、貿易摩擦はあったが、多くの日本企業が世界企業へと脱皮を成し遂げ、二十一世紀の今日に至っている。 他方、家具インテリア産業は、高度経済成長の中、もっぱら国内市場の拡大の恩恵を享受して来たが、内需型の構造となり、海外商材の輸入はあっても、輸出には関心を持たなくなってしまった。 「いま日本の家具・インテリア産業に元気がないのは、皆で国内市場というパイを食い合い、パイを増やすという発想がないから。しかし、世界市場に目を向ければ、パイはいくらでもあるのでは?」と高田公平氏、「きっと次の五十年は、日本の家具インテリア産業も、いまとは違った形になるはず。現状は、次のステップに向けた過渡期と言えるでしょう」と語る。 日本の家具インテリア製品の品質は、世界屈指と評価されているものの、海外進出を実現した企業は、まだまだ多くない。 今回のセミナーでは、日本の優れたインテリア商材をどうしたら世界へ発信出来るか、また、各国の市場で認知され、支持されるために不可欠な仕組みづくり、仕掛けとは何か、国際ビジネスに精通する、ジェトロの寺澤氏と忌憚なく話し合いたいとしている。 プロフィール 高田公平(たかたこうへい)氏 (株)エッセンス代表取締役 (株)レピス代表取締役 日本インテリアデザイナー協会会員 1975年 イギリスへ留学後、ファニチャーデザイン、各種プロダクトデザイン業務に従事。 1981年 この頃より大手百貨店の商品開発、MD企画、店舗開発業務などを多数手がける。 1993年 (株)エッセンス設立。 1995年 (株)レピス設立。代官山に小売店「ラ・メゾン・デピス」をオープン 現在、大手百貨店数社の商品MD、店舗設計、店舗開発業務はじめ、日本アセアンセンター、JETOROなどのアドバイス業務、不動産会社のMD、ディレクション業務など幅広く活躍中。 IFFTプロデューサーも努める。 寺澤義親(てらさわよしちか)氏 日本貿易振興機構(ジェトロ)シンガポールセンター所長 華東師範大学(上海)国際関係地域発展研究員名誉教授。 1973年ジェトロ入会後、企画部東南アジア協力室、東南フジア貿易投資観光促進センター、展示部、海外調査部などの海外勤務を経て2003年10月より現職。 展示会業務は、発展途上国産品展示会と輸入促進のインポートフェアなど多数経験。博覧会業務は、沖縄、ニューオリンズ、韓国テジョンなどの現地業務を担当。海外はシカゴとトロントに駐在。 「米国経済のハンドブック」、「世界の展示会と日本の課題」、「展示会活用のマーケティング戦略」など著書多数。 【インテリアビジネスニュース 2006年11月15日号掲載】 |
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