特集
2006年10月6日配信
2006年10月06日配信 | ||||
JAPANTEX2006を彩る 《人》 塩谷博子と4人のスタイリングプロ |
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――JAPANTEX2006直前連載企画 | ||||
[セミナーテーマ] オリジナリティで魅せるウィンドー プロが知っておくべきそのデザインポイント 講座名 D 11月23日(木)607会議室 14時-15時30分
昨年は、メンバーのICによる窓回りの様々な提案事例を紹介し、大きな反響があったが、今年は、インテリアショップによる提案にクローズアップしつつ、最先端のリノベーション事例も紹介する計画だ。 今回の講師は、まずサンアベニュー(甲府市)の中島淳子氏。「中島さんはスタイリングプロに入って一番伸びた人」と塩谷氏。大都市との格差が開いているとされる地方にあって、町の小さなインテリアショップが、生き残りを賭けて進めている差別化提案の数々を紹介する。 またシーズナルウィンド(静岡県)の加藤朋子氏は、大手の商品に頼らず、鍛冶屋さんや染物屋さんなど、地場の職人集団との連携で、他社に到底真似出来ない、オリジナルの窓回りを提案している。 中島氏、加藤氏のウインドートリートメント事例紹介は、地域の特性を生かしたテーラーメイドの窓回り提案と位置づけられる。 縫製加工の立場からは、東和商会(埼玉県)の河野和司社長が登場する。 河野氏は、例えば、外国のインテリア雑誌に掲載されているような、スタイリッシュな窓回りを実現するためには、どんな点に留意して発注すればいいか等々、縫製加工上のポイントを、具体的に指南する。 住宅リフォーム研究所・未来空間所属の三次敏子氏は、外国人オーナーの要望で、東京・新宿に残る古い住宅を、外観は保存しつつ、意外な素材を用いて、風を感じる現代風のインテリア空間にリノベーションした工事の詳細を解説する。 ちなみに、JAPANTEX2006の開催に合わせて、塩谷博子氏監修『Window Designers』(トーソー出版)が刊行される予定である。前著『ウィンドウスタイリングブック』の続編に当たる同書では、インテリアスタイリングプロのメンバーをはじめ、合計四十人のプロによる、最新の提案事例を紹介。 ハイクラス向けの提案から、クラシック・モダン・コンテンポラリー等々、様々なテーストの提案事例まで、あるいはアートを生かした窓回りのデコレーション、ヒント集まで幅広く取り上げており、プロの種本として、また消費者の啓蒙に最適な本になる。 さらに、スタイリングプロでは、来年からハイエンドな消費者に向けて、ワークショップ形式のセミナーを開催する計画である。 これは、単に座って話を聞く、ありがちなセミナーではなく、10人程度の単位で、参加者も手を動かして作業し、インテリアのコツを学ぶもの。具体的にコストに見合ったパフォーマンス、クォリティとは何かを知ってもらい、「いいものが欲しい」という消費者を啓発していくことを狙っている。 まずは近いうちに、予行演習として、業界人向けのセミナーを開催し、使用するツールやテキストに磨きをかけ、整備していく考えである。 【インテリアビジネスニュース 2006年10月5日号掲載】 |
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