特集

2006年9月2日配信

2006年9月02日配信
エコカラットの塗り材タイプが登場!  ≪ヌリカラット≫
-INAX
高い調湿機能、優れたVOC低減効果などで「健康建材」という1つの地位を確立した(株)INAXの『エコカラット』に、このほど、新しいバリエーションが加わった。
塗り材タイプの『ヌリカラット』である。

エコカラットの塗り壁バージョン「ヌリカラット」
同商品は、その名の通り、エコカラットの塗り材バージョン。
主原料としてセラミックのパウダーが入っているのが特徴で、セラミックにある微細な孔(穴)の呼吸作用により、タイルタイプのエコカラット同様、さまざまな機能を有する健康建材となっている。

今回、同社が塗り材タイプの『ヌリカラット』を発売した狙いには、表面の仕上げに対するユーザーの要望があった。
従来のタイルタイプでは、どうしてもタイル特有の目地グリッドが入ってしまうが、これが気になるという声も聞こえてきた。
また、コンセントや窓回りなど、細かい切断加工が必要で、それが結果的に費用や工期の問題になることもあった。そこで、仕上がりに対して自由度高く、が切断加工の必要ない塗り材タイプの商品を開発したというわけである。

もう1つ、塗り材タイプの開発に至った理由として、珪藻土をはじめとする塗り材に対するイメージがある。
すでにユーザーには、塗り材=健康商品という認識が浸透している。
今や健康建材の代名詞となっている『エコカラット』の傘の下に、塗り材である『ヌリカラット』を投入することで、シナジー効果を得て、健康・環境商品市場において大きなアドバンテージを得ようということだ。

調湿機能は一般の珪藻土の2~3倍ある
さて、肝心の機能がについては、一般的な塗り材(珪藻土など)と比較して調湿機能について2~3倍という高い性能を発揮している(ちなみにエコカラットは4~5倍)。
INAXの独自調査によると、機能商品を購入する消費者の場合、「自然素材」というイメージに影響されるケースも多いが、最も重視されるのが調湿機能という。調湿機能でかなりの優位性を持つ『ヌリカラット』は、一般的な珪藻土と比べると価格はやや高めだが、十分理解を得られるとしている。

カラーは落ち着いたベージュ、ブラウン系を中心とした7色、テクスチャーはラフ(粗目)、サンド(中目)、パウダー(細目)の3タイプ(パウダーについては漆喰をイメージしているためホワイト1色の対応)。
仕上げについては、珪藻土と同様、職人技によって多彩に表現することができる。
エコカラットと組み合わせて施工することで、より幅広いインテリア空間の提案が可能となる。

INAXのホームページ
http://www.inax.co.jp/

【インテリアビジネスニュース 2006年6月15日号掲載】
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