本紙紙面
2025年8月12日配信
【プロダクトナウ/開発者インタビュー】
壁紙見本帳「ルノン フレッシュ 2025-2028」 ルノン
自然の深層を表現した「クラフトライン」
「NORDIC Board®」にはトレンドのブラウン、カーキを追加
「クラフトライン」新柄「SHIJIMA(静寂)」
ルノン(株)(藤井正孝社長)は、壁紙の基幹見本帳の1つである「ルノン フレッシュ 2025-2028」を、今年4月に新発売した。
「ルノン フレッシュ」は、住宅をはじめホテル、オフィス、商業施設、医療・福祉施設まで多様な用途に提案できる不燃認定壁紙を豊富に取り揃えたシリーズである。
その中心となる「クラフトライン」では、自然の情景をより深く掘り下げた新作が登場し注目を集めている。今回は商品開発から同見本帳の企画・編集までをトータルで手掛けた商品本部商品企画部の土井学部長に、特徴や見どころを伺った。
「KANATA(彼方)
◆
「ルノン フレッシュ」は、「ルノン ホーム」と並ぶ当社の中心的シリーズです。不燃認定壁紙中心ということで非住宅での採用が多くなっていますが、デザイン性や機能性の高さから住宅にもたくさんお使いいただいています。
その中で、やはりメインとなるのが「クラフトライン」です。「クラフトライン」はビニル壁紙でありながら、自然の情景や天然素材の風合いからインスピレーションを得た、工芸品のようなテクスチャーが特徴の、同見本帳の顔となるシリーズです。
今回は、ガラスや鉱石、土など今まで取り上げていなかった、より自然の深い部分にまで踏み込んだモチーフをもとにした新デザイン(7柄57アイテム)を追加しました。
例えば、「SHIJIMA(静寂)」は、ガラス窓に雨が降り注いで水滴がしたたるイメージをデザインに落とし込んだものです。
どこかノスタルジックな優しいイメージとなっています。また「KANATA(彼方)」は砂浜や砂丘の砂の波紋の情景を表現しています。懐かしさや感情を揺さぶるような雰囲気を醸し出しています。
2010年に「クラフトライン」が登場して15年が経ちますが、新柄のたびに新たな角度から自然を捉え直してきたことで、ラインナップは全245点にまで拡大、より深く幅広くなってきました。また基本的に廃番にせず、長く継続している点も特徴です。設計から建築まで長い時間を要する大規模な物件でも安心してご提案いただけます。
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