本紙紙面
2024年10月11日配信
【プロダクトナウ】タチカワブラインド
木製ブラインド「フォレティアエグゼ」「フォレティア」
国産材を使用したスラットを追加
バッテリー仕様の電動製品も好評
「フォレティア エグゼ」、 国産ヒノキ材のスラット
立川ブラインド工業(株)が、さる5月1日にリニューアル発売した木製ブラインド「フォレティアエグゼ」「フォレティア」が好評である。
これは、SDGsやカーボンニュートラルへの意識の高まりによって木製品の需要が増加する中、従来の「安心・安全・快適」に「環境」を加え、国産のヒノキとスギを使用したスラットを新たに追加したほか、アマニ油を原料とした自然由来の塗料を使用した桐製のスラットを追加。木部材の伐採~製品出荷に至るまで適切に管理された(違法伐採ではない)製品に付与されるFSC認証のスラットもラインナップした。
このほか、電動製品においても、リモコンやスイッチで簡単に操作できる「スマートインテリアシェード ホームタコス」シリーズに、「ホームタコス フォレティアエグゼ」「ホームタコス フォレティア」が登場。近くにコンセントがないケースでも電動化に対応すべく、製品本体に充電式のバッテリーを搭載した「バッテリー仕様」を選べるようにするなど、様々な魅力が満載となっている。
そこで、ここでは、今回の木製ブラインド「フォレティアエグゼ」「フォレティア」のリニューアルのポイントについて、同社の商品企画担当者にお話を伺った。
桐材のスラットも好評
まず、素材については、今回、よりハイグレードなゾーンに向けたヒノキ材と、住宅の部材として身近なスギ材という国産材2本立てが特徴である。
昨今は住宅、オフィス、店舗の内装のみならず、高層ビルなどでも国産の木材が積極的に使用されている。そこで同社では、国産の木材を採用し、材料調達からモノづくりまでを国内で担う一貫した体制を設け、環境に優しい、SDGs時代に適った製品ラインナップを強化したとのこと。
ヒノキは、柾目が美しく、品質が安定しており、香りもいいという。ヒノキとスギには、国産材の温かみや表情など素材本来の意匠を楽しめる無塗装と、耐水性や耐光性が増すつや消しのクリア塗装をラインナップし、好みに合わせて選択できる。
また、木製ブラインドの他のスラットと比較して、軽い力で操作ができる桐材についても、自然由来の塗料による、木目の質感を活かした塗装が他社にない特徴である(この塗料は、子供の積み木や食器にも使われ、口に入れても問題がないものを採用。若干の材料ロスが出るそうだが、廃棄しても自然由来なので分解するとのこと)。
「ホームタコス フォレティア」バッテリー仕様
バッテリー仕様は消費電力が少なく、一度の充電で長期間持つことが魅力
ちなみに、今回リニューアルされたアイテムの中では、電動製品の「ホームタコス フォレティアエグゼ」「ホームタコス フォレティア」の評判が非常にいいそうだ。
これまで木製ブラインドの電動製品では、非住宅向けの大きなメカのものしかなかったが、右の2商品ではコンパクトで手動製品と併用しても同じような見た目で音も静か。
また新発売された、バッテリー仕様は、マンションや建売住宅、リフォームや窓まわり製品の取替など、窓の近くに電源がなくても使える点が最大のメリット。本体にある充電ポートに専用のマグネット式の充電ケーブルを接続するだけで簡単に充電でき、1日1度の昇降なら約3カ月持つそう。
電動製品へのニーズは年々高まっており、「スマートインテリアシェード ホームタコス」シリーズの出荷台数も伸びているとのこと。今回バッテリー仕様を発売したことで、幅広いシーンでホームタコスを使用していただき、より快適な空間を提供していきたいとしている。
このほか、防炎スラットのカラーバリエーションを4色から10色へと拡充し、新たに63mm幅のスラットも新登場。63mmのスラットは、たたんだときの寸法がコンパクトで眺望もよく、吹き出し窓におすすめとのこと。従来の35mm、50mm幅のスラットとあわせて3種類から用途に応じて選べるようになった点も見逃せない改善点と言えるだろう。
タチカワのホームページ
https://www.blind.co.jp
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