本紙紙面
2023年12月27日配信
【連載 カーペットはすばらしい】日本カーペット工業組合
カーペット復権へ 一歩前進
2024年は攻めの活動に
*プレゼント企画あり
友近さん
いよいよ今年も残りあとわずかです。振り返れば2023年は、カーペット業界にとってはターニングポイント、反転攻勢の起点となる記念すべき年になりました。
友近さん、初代カーペット大使に
それを象徴する出来事の1つは、初代「カーペット大使」に芸人・タレントの友近さんが就任したことです。IBNでも既報の通り、先月のジャパンテックスでの組合トークセッション「“全じゅうたん”はメッチャ住みやすい!」において、友近さんは当組合の永田鉄平理事長とカーペットの魅力について熱く語り合いました。
このイベントを記念して、当組合は友近さんを大使に任命。その後、友近さんは出演したラジオ番組などで「カーペットはすばらしいものです」と話すなど、大使らしい活動をしてくれています(真面目な人柄にキュンです)。
「カーペット」という言葉が電波にのって多くの人の耳に届き、興味を持つ人がジワジワと増えているのでは???
今後も友近さんとの関係を保ち、カーペットファンの獲得、需要拡大へとつなげていければと考えています。
アレ削除 組合の要求通る
そしてもう1つは、前々回の当欄で予告したアレです。日本小児アレルギー学会発行の小児気管支喘息治療・管理ガイドラインに載っていたアレ――「じゅうたん、カーペットは敷かない」が、11月発行の最新版からは削除されたことです。
これまでのガイドラインでは、室内環境整備のポイントの一つとして「じゅうたん、カーペットは敷かない」と紹介されていました。このため、マスコミはそれを根拠にしてダニアレルギーとカーペットを関連づけるような記事や番組をつくる場合があり、当組合は同学会に対して削除するよう求めていたのです。
最新版では代わりに、「床の掃除機がけは少なくとも3日に1回は丁寧に実行」という一文が入り、フローリングや畳など、どのような床材でも掃除を丁寧にしなさいという、極めて常識的な内容となりました。カーペットだけが悪者にされることはなくなり、私たちの常識が世の常識となったと言えるのではないでしょうか。
しかし、これで終わったわけではありません。問題の文言が削除されたという事実と、カーペットは安心・安全な床材であるということを今後改めて幅広く伝え、浸透させていかねばなりません。まさに反転攻勢の活動です。業界の皆様にもご理解、ご協力をいただきたいと思います。(日本カーペット工業組合事務局)
室内環境整備のポイント
【お知らせ】
冊子「新訂カーペットはすばらしい」はPDF ファイルで公開しています(無料でダウンロード可能)。当組合ホームページにアクセスしてください。
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