本紙紙面

2022年6月13日配信

【プロダクトナウ/開発者インタビュー】リリカラ
壁紙見本帳「LIGHT 2022-2025」

+BOTANICAL
+BOTANICAL

 リリカラ(株)(佐藤伸男社長)は、中級タイプの壁紙見本帳「LIGHT(ライト) 2022-2025」を、さる5月17日に発行した。
 新たになった「LIGHT」は、「good life-心地よく暮らそう-」を開発コンセプトに、居心地の良さ、癒やし、豊かさを表現する壁紙を多数ラインナップした見本帳となっている。

 今回は、開発責任者であるマーケティング本部壁紙床材ビジネスユニット部企画課1課の奈須宗勝課長に、「LIGHT」の見どころや企画背景などを伺った。

 

一歩先のインテリアを提案する巻頭企画「+1」
5名の企画者の感性と思いが結集

 コロナ禍を経て、家で過ごす時間が増えテレワークも当たり前になるなど生活様式そのものがガラリと変化しました。せっかく家にいるのであれば、心地良く楽しい時間を過ごしていただきたい、そのサポートをしたいという思いを開発コンセプト「good life-心地よく暮らそう-」に込めました。

 こうした考え方をもっとも表現したのが、巻頭企画のオリジナルコレクション「+1」(プラスワン)です。心地良い住まい「good life」を実現するために、今までのインテリアに自分らしさをプラスできる壁紙を提案しています。
 実は前作(2019年発行)の「LIGHT」では、「ベーシック+1」という企画を掲載しました。これは壁紙をはじめて選ぶユーザー向けに、ベーシックなデザインの壁紙にプラスワンすることで自分なりのインテリアをつくっていただきたい、という内容でした。

 3年前の時点では、まだまだ白一辺倒の壁紙選びが一般的でしたので、そこから一歩先の提案としての「ベーシック+1」でしたが、現在は壁一面にアクセントでカラーを入れることもスタンダードになりつつあるなど、マーケットは確実に一歩を踏み出しています。そこでさらに一歩先の提案として、インテリアにデザインを取り入れるという形にブラッシュアップしたのが「+1」です。
 具体的には「+BOTANICAL」「+nostalgic」「+SCENERY」「+Essence」「+nuance」という5つのキーワードを設定し、そのイメージに沿った壁紙を展開しています。

 「+BOTANICAL」は花や草など植物をモチーフにしたデザインです。今までにはない大胆なデザインに注目です。




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