本紙紙面
2022年4月26日配信
【プロダクトナウ】壁紙見本帳「ルノンフレッシュ」
ルノン最高品質の「空気を洗う壁紙 クラフトライン」
「幼児の城」「ミリクローレル」にも注目
新柄「久遠」
ルノン(株)(関口修一社長)は、今年1月28日に、同社壁紙見本帳のメインシリーズとなる「ルノンフレッシュ2022-2025」を発行した。
新たになった「ルノンフレッシュ」は、住まいの考え方の多様化、サステナブルへの対応など、今の時代を反映し「価値」と「快適性」にこだわったシリーズとなっている。その特徴について、ルノン(株)商品本部副本部長の比田孝史氏に語っていただいた。
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「ルノンフレッシュ」は、不燃認定壁紙を70%以上収録したコントラクト向けの壁紙見本帳ですが、デザイン、カラー、さらには「空気を洗う壁紙」、抗ウイルスといった機能性も追求することで、ホームユースにも幅広く活用されています。
その中でも、「ルノンフレッシュ」の改定とともに新柄を発表する「空気を洗う壁紙 クラフトライン」は、サーフェスデザインにこだわった、当社らしさをもっとも表現するシリーズです。美しい日本の心をコンセプトに、「伝統工芸」、「日本の四季」、「日本の風景」という3つのストーリーをデザインに落とし込み、丁寧にものづくりをしています。ネーミングにも、各柄のデザインコンセプトが想起できるようにこだわって付けています。
もちろん、「空気を洗う壁紙」として、独自技術「トリプルフレッシュ」により繰り返し消臭するサイクル消臭機能を付与しています。デザインとカラー、そして消臭機能が組み合わさった、当社最高品質の壁紙シリーズです。
既存柄「落水」 誰もがイメージする日本の風景
既存柄「群景」 心の印象に訴える情景をイメージ
今回は、その「空気を洗う壁紙 クラフトライン」に「久遠(くおん)」、「漣海(さざなみ)」、「風遙(かぜはるか)」、「草枕(くさまくら)」の4柄を追加しました。
まず「久遠」は織物(平織り)をイメージしたデザインです。サーフェスデザインを追求する「クラフトライン」はエンボスがとても重要なアイテムになっていますが、「久遠」はそのエンボスとグラビア印刷を絶妙に組み合わせることで、シンプルながら非常に奥行き感のあるクオリティーに仕上がっています。
「漣海」は月明かりに映し出されるさざ波がテーマです。シャープな横基調で抑揚のあるデザインが、落ち着いた静かなリズムを生み出し、永続性が感じられます。
その一方、絹のような経糸整経の意匠で、草原に吹く爽やかな風をイメージしたのが「風遙」です。疾走感があり、縦使いの木目とも相性の良いデザインです。
そして「草枕」は、タイシルクのような素材感のあるネップのデザインです。万葉集では旅人を「草枕」と比喩しています。素朴な染め物のようなデザインに旅人の思いを込めました。
これらの新柄だけでなく、既存柄についても今の時代に合わせて配色を一部リニューアル、新柄を含めて全33柄113点のラインナップとなりました。
また品番に関しては、今回より「C22」からはじまる「クラフトライン」専用品番としました。見本帳が変わるたびに品番を変えるのではなく、固定化することで長期にわたり同一品番で利用できる、スタンダードなシリーズを目指します。
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