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永田社長

　住江織物(株)は、人気企画である宝塚歌劇貸切公演「スミノエ宝塚フェア2023」を、11月11日（土）に東京宝塚劇場にて開催、多くの宝塚ファンが集まった。

　「スミノエ宝塚フェア」は、2013年の住江織物創立100周年（創業130周年）を記念してスタートした企画で、オーダーカーテン「modeS」、および「U-Life」の縫製品（ローマンシェード含む）購入者の中から、抽選で500組・1000名を宝塚歌劇貸切公演に招待するというもの。

　今回の貸切公演では、月組によるミュージカル「フリューゲル−君がくれた翼−」が行われた。同ミュージカルは冷戦下に東西に分断されていたドイツを舞台にした作品。東西融和のため西ドイツの世界的歌姫であるナディア・シュナイダーを東ベルリンに招いてコンサートを企画、その警護役に任命された国家人民軍広報のヨナス・ハインリッヒが、当初は価値観の違いから反発しながらも次第に打ち解け、惹かれあっていく姿を、ベルリンの壁崩壊という歴史的出来事を絡めながら描いていく。続くレビューでは、時代とともに万華鏡のごとく変化してきた「東京」を舞台にした「〜東京詞華集〜『万華鏡百景色』」が華やかに行われた。

　公演に先立ち住江織物(株)の永田鉄平社長が舞台に立ち、古くは帝国議会や戦艦大和の艦長室、現在は鉄道車両や自動車のシート、家庭向けカーテン・カーペット、さらには宝塚劇場のシートやカーペットなどに使用されている住江織物製品を紹介、「皆さんの身近なところにたくさん使われている住江織物製品をこれからもご愛顧下さい」と挨拶した。