業界ニュース
2020年11月18日配信
川島セルコン 「織物屋の試み展 其の二」開催中
「織物屋の試み展」会場
(株)川島織物セルコンは、世界で活躍するファッションデザイナーとのコラボレーションによる「織物屋の試み展 ファションデザイナー編 其の二」を、11月18日(水)〜29日(日)の期間、フリッツ・ハンセン青山本店にて開催中である。
「織物屋の試み展」は、織物の未来と100年後の川島織物セルコンを考える活動のひとつとして昨年3月に初開催したもので、世界で活躍するファッションデザイナーに織物デザインを依頼し、北欧家具メーカー「フリッツ・ハンセン」(FRITZ HANSEN)の代表作「エッグチェア」に張り込むという企画展。
2回目となる今回は、三原康裕氏、クリステル・コーシェ氏、ロク・ファン氏とコラボし、「時の堆積」(三原氏)、「Paris Meets Kyoto」(クリステル氏)、「自然と本能 ~森を織る~」(ロク氏)の3作品を、プロジェクトムービーとともに展示している。
オンラインイベントを開催
また、11月19日(木)19:00~21:00には、三原康裕氏、クリステル・コーシェ氏、ロク・ファン氏がファブリックデザインを紹介する「オンライントークイベント1」(定員500名)、11月25日(水)19:00~21:00には三原康裕氏(ファッションデザイナー)、石上純也氏(建築家)、佐藤修(川島織物セルコン)がファブリックや建築を通じ、伝統の継承と革新について語る「オンライントークイベント2」(定員500名)を開催する。
さらに11月20日(金)19:00~21:00には、「Web勉強会 これからの建築/デザインを考える Vol.5」と題して「織物屋の試み展」のデザイナーコーディネートを行った南馬越一義氏(BEAMS創造研究所シニアクリエイティブディレクター)と川島織物セルコン担当者がイベント誕生の経緯や、デザイナーとの秘話を通してこれからの建築やデザインについて語るトークイベントを行う。定員500名。
申し込みは特設サイトより。
「時の堆積」三原康裕氏:「時を織り込む」をコンセプトに、紋ビロード引箔の技術によって、美しいファブリックがあたかも朽ち果てたような自然な経年変化が感じられるように仕上げている。立体的にパイル・ビロードで柄を表現できるのは、日本では川島織物セルコンのみの技術
「Paris Meets Kyoto」クリステル・コーシェ氏:ユーズドサッカージャージを収集し、小さく切り裂いて和紙に並べて貼り、それを糸状に裁断して織り込むという引箔の技法で完成させたファブリック。高級な素材を用いる以外の概念がなかった引箔をモダンにサスティナブルに仕上げた。
「自然と本能 ~森を織る~」ロク・ファン氏:通常、平面で美しさを表現していく綴織という手法を立体的に再構築。サスティナブルの概念のもと、カーテン生地の生産時に生じる端材などをはじめこれまで使わなかった素材も選りすぐって使用、椅子自体がまるで森の木々や苔であるかのような触り心地に仕上がっている。
「織物屋の試み展 其の二」特設サイト
https://www.kawashimaselkon.co.jp/event/kokoromi2020/
川島織物セルコンのホームページ
https://www.kawashimaselkon.co.jp/
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