業界ニュース
2011年6月9日配信
アスワン 秋冬展でインテリアから省エネと安心・安全を提案
インテリアでできる、省エネの売場提案
保温カーテン、遮熱カーテン
ミュルーズ染織美術館コレクション
アスワン(株)は、6月8日(水)~9日(木)の両日、OMMビルにて、「2011秋冬展示会・商談会」を開催した。今期は、新商品として、オーダーカーテン見本帳「オーセンスedit.6」等が発表されただけでなく、「インテリアで考える“省エネ”、そして“安心”・“安全”」をテーマに掲げ、保温・遮熱・UVカット・花粉対策・インフルエンザ対策・VOC低減など、優れた機能性に軸に、インテリアで出来る暮らし方の提案を前面に押し出した点も大きな見どころで、会場には、既存商品も含め、冬場向け、夏場向けの売場づくりを再編集して提案。地球温暖化に加え、東日本大震災の後、遮熱や断熱・保温など、省エネに改めて関心が高まる中、専門店を中心とする来場者の注目を集めた。
最もユニークな試みは、オーダーカーテン、オーダーカーペットそれぞれに、アスワン独自の基準で、SA、A~Cの“保温ランク”を設定したこと。「SA」は保温率28%以上と、室内の熱が窓から流出するのを防ぐ空気層がしっかりあって、最も高い保温性能が期待出来るもの。また「A」の保温性能は20%以上、「B」が15%以上、「C」は15%以下となっており、これは、オーダーカーテンでは、8月1日発売開始の「オーセンスedit.6」に導入、販売の具体的な目安として利用してもらう考え。
また、エネルギー需給の逼迫が懸念される中、猛暑をいかに涼しく過ごすかに、消費者の関心が高まっているが、温度上昇の原因である赤外線を遮蔽する遮熱カーテンや、接触冷感効果がある「-2℃シリーズ」などを夏場のインテリアとして提案している。
「オーセンスedit.6」は、271柄・492アイテム。見本帳の目玉である「ミュルーズ染織美術館コレクション」は、美術館創設の原点である捺染に回帰。シンプルモダン、ナチュラルが全盛の昨今、敢えてローズやペイズリーを中心に、ヴィンテージ感があるデザインを織物とプリントで表現した。また、「edit.6」は、薄地のラインナップが102柄・153アイテムと、特に充実している。店頭に価格訴求品が増えたミラーレースは、花粉キャッチやUVカット、遮熱など、プラスアルファの機能性を付与し、市場再構築を図る。注目の遮熱カーテンでは、環境省が推進する「ETVマーク(環境技術実証事業)」を取得した「ジャンヌ」が面白い。これは、銀ラメを編み込むことで遮熱効果を高めたものだ。トランスパランのカテゴリーでは、新デザイナーとして、アーティスティックなデザインが特長の「イリス・マシック」を追加した。
なお、「2011秋冬展示会・商談会」は、今後、6月15~16日に福岡(クリアハウス福岡)、6月22~23日に広島(クリアハウス広島)、7月5~6日に北海道(クリアハウス札)、7月13~14日に東京(都立産業貿易センター)にて開催される。
アスワンのホームページ
http://www.aswan.co.jp/
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