業界ニュース
2009年9月14日配信
帝人ファイバー カーテンの新ブランド「エコルト」発表
売場サポートのイメージ
帝人ファイバー(株)では、このほど「霞ヶ関コモンゲート」内で記者会見を行い、高機能ポリエステル素材を使用したカーテン新ブランド「エコルト」を立ち上げ、12月より小売店や通信販売を通じて販売を開始すると発表した。
「エコルト」ブランドは、「快適性と環境への優しさを両立させた『美しい未来を育むエコカーテン』」というコンセプトの下、素材にノンハロゲン系難燃素材「スーパーエクスター」や防透素材「ウェーブロン／ウェーブロンUV」、リサイクルポリエステル素材「エコペットプラス」など、快適性と環境に配慮した高機能ポリエステル素材を使用するのが特徴。さらにリサイクル提案にも積極的で、「エコルト」ブランド製品のリサイクルはもとより、それ以外のカーテンについても新日本製鐵(株)によるケミカルリサイクルを活用して対応する。
主に既製カーテンとして展開で、中心価格帯はドレープで7000～1万5000円（2枚セット）、レースで5000～8000円（2枚セット）。
また同社では、「エコルト」ブランドの趣旨に賛同した生産メーカーや小売業者などの関連企業をグループ化し「エコルト会」として発足、新ブランドの製品開発やマーケティング、販売をメンバー企業と共同で推進していく考え。具体的には、帝人ファイバーは製品企画や品質管理、マーケティングサポートを担当し、製造は「エコルト会」正会員の生産メーカーが、販売は「エコルト会」特別会員の小売業者が行う、といった形に素材メーカー、生産メーカー、小売業者が三位一体となり展開する。「エコルト会」は随時賛同企業を募り、拡大していく予定である。
なお「エコルト」ブランドの販売目標は初年度2億円、3年後に15億円。
■「エコルト会」の発足メンバー
＜正会員＞
愛宕織物(株)、飯塚機業(株)、ウラセ(株)、NI帝人商事(株)、(株)オリジナルクロスジャガード、加栄レース(株)、(株)カズマ、(株)カツクラ、カナイ整染(株)、広撚(株)、小林産業(株)、(有)坂井レース、(株)サンインテリア、サンコロナ(株)、新興(株)、鈴倉インダストリー(株)、住金物産(株)、(株)ダイキン、土定産業(株)、戸出物産(株)、ナテック(株)、福井経編興業(株)、フジレース(株)、村昭繊維興業(株)、モマサレース工業(株)
＜特別会員＞
(株)カーテン・じゅうたん王国、(株)東急ハンズ、(株)QVCジャパン 他
帝人ファイバーのホームページ
http://www.teijinfiber.com/
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