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大胆なペイント画

ヴィーナスキャピタル(株)（新井香奈社長）は、10棟目の女性専用シェアハウス「東京コマドリ神宮前」を、東京・表参道にこのほどオープン、入居希望者向けの内覧を開始した。
「東京コマドリ神宮前」は、表参道ヒルズやマリメッコの裏手にある2棟の高級賃貸住居（戸建）をガールズ仕様の空間にリノベーションし、1棟の女性専用シェアハウスとして再生した物件。部屋数は全19室、賃料は平均8～9万円である。
「東京コマドリ」のシェアハウスは、とにかく元気が出るガールズ仕様の内装が特徴。ミスマッチとアンバランスの絶妙なセンスは、かくあるべしという常識にとらわれたインテリアのプロには真似出来ないものだ。昨年はインテル社の依頼でノートパソコンを“東京コマドリ仕様”にデコレーションし、ファッション系のコレクション発表会で展示するなど、既に不動産業界やインテリア業界以外からも注目されている。
「東京コマドリ」らしさの最大のポイントは、共用リビングの壁面に描かれた大胆なペイント画にある。南青山は自由に泳ぎ回る鯉の絵、原宿はアメリカンなディスコをイメージしたアートを描いているが、「神宮前」では、“阿修羅”がモチーフ。ペンキとマジックで描かれたアートは、色違いの富士山が三つ、宝船に波間から跳ねる鯛など、ポジティブなモチーフが満載で、インパクト十分な出来栄えである。また、居室は全19室を違う柄物の壁紙を使ってカラフルにコーディネート。ゴールドとシルバーの共用トイレもある。
ちなみに「東京コマドリ」ブランドのシェアハウスは、久米川、柿生、六本木、西麻布、浅草、南青山、原宿、代々木公園、表参道と立て続けにオープンされており、30代前半の女性を中心に70人以上が生活、さらに現在、複数の物件が進行中であるという。