矢野経済研究所は、2016年ホームファッション小売市場規模について、前年比97.7%の3兆4264億円と発表した。
タオル製品は生産地の今治や泉州における長期的なブランディング戦略が奏功したことによりプラスとなったが、それ以外の商品分野では前年からの反動減により総じてマイナスとなった。また、大手家具小売チェーンによる郊外から都心部、また大型店から小型店へと展開する店舗戦略が奏功し、ホームファッション全体を牽引しているとも指摘している。
なお2017年のホームファッション小売市場規模は、前年比101.0%の3兆4610億円を予測する。インターネット通販企業では動画を活用した商品説明などにより、消費者の買い易さや利便性を追求することで新たな需要を開拓し、また実店舗においては顧客の嗜好を把握しなければ販売につながりにくい高単価な家具などの商品においては、高度な情報提供や丁寧な接客対応を行うことで販売機会の拡大を図るなど、ホームファッション市場全体としては堅調に推移するとしている。
■分野別2016年市場規模
ベッドリネン・寝具 6796億円(98.2%)
タオル製品 1660億円(103.8%)
ナイトウェア・ホームウェア 1470億円(89.1%)
ホームファニチュア 9990億円(97.9%)
インテリアファブリックス 5828億円(99.8%)
ホームライティング 4370億円(98.4%)
キッチン・テーブルウェア 4150億円(93.9%)

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