2017/05/29 新興プラスチックス　東京・京橋に家具ショールームをオープン

業界ニュース

2017年5月29日
新興プラスチックス　東京・京橋に家具ショールームをオープン

「TRANSPARENCY and more」

　新興プラスチックス(株)は、透明アクリル樹脂素材をベースにした家具ブランド「TRANSPARENCY and more」を、5月26日、東京・京橋にオープンした。

　新興プラスチックス(株)は、昭和25年（1950年）に、アクリル樹脂で世界トップ企業の三菱レイヨン(株)の第１号代理店として発足、あらゆる樹脂のシート材、フィルム、原材料、樹脂加工品などを取扱商品に加えながら事業を拡大している。用途としては、スマホ、PCや車などのデジタル分野から屋内外の店舗装飾関連やアートの世界まで、様々なフィールドで活躍しているほか、国内のみならず中国、東南アジアをはじめとした海外でも活発な展開を図っている。

　「TRANSPARENCY」は、プラスチック素材業界を代表する老舗企業の新興プラスチックス社が、アクリル樹脂業界全体のイメージ向上とアクリル樹脂素材の可能性を世の中に発信すべくスタートさせた新規事業である。プラスチックの女王と言われるアクリル素材ならではの透明感と贅沢な素材感、優れた加工性を生かした日本発のマテリアルファニチャーブランドで、水族館の水槽への採用実績が示す、水や熱への強さに基づいた、デザインと機能を兼ね備えた、全天候型の家具となっている。ファーストコレクションは、欧米の建築家やインテリアデザイナーからの信頼も厚いアクリル樹脂加工工場を中心に、アクリルならではの透明感や素材感を生かしたシンプルかつオブジェのようなデザインで構成されている。

　販売は日本からスタートし、2017年以降アジアを皮切りに世界市場での展開を視野に入れており、世界の家具市場におけるオンリーワンなブランドを目指している。また、今回オープンしたショールームでは、ブランドコンセプト「BLENDS IN EVERYWHERE」を表現した、”and more”、つまり、この事業の協賛企業（下記）でもあるアクリル及びプラスチックメーカーの最新の商品や技術も展示している。

　また「TRANSPARENCY」のショールームでは、様々な家具ブランドとコラボし、互いの家具を展示する特設スペースを設けている。第1弾として、「TRANSPARENCY」のショールームでは「AD CORE DEVISE」の家具を展示し、「AD CORE DEVISE」のショールームでも「TRANSPARENCY」の家具を展示している。

■ショップ情報
「TRANSPARENCY and more」
住所：〒104-0031　東京都中央区京橋3-14-6　斎藤ビルヂング1F
TEL：03-6263-0533
OPEN：11：00～19:00
定休日：土・日・祝

■協賛企業
旭化成テクノプラス（株）、笠井産業（株）、カナセ工業（株）、（株）クラレ、三協化成（株）、JFE 商事マテック（株）、JPC（株）、住化アクリル販売（株）、積水成型工業（株）、タキロンシーアイ（株）、日東樹脂工業（株）、福田金属箔粉工業（株）、三菱ケミカル（株）、（株）菱晃、リンテックサインシステム（株）、（株）ワーロン（五十音順）