矢野経済研究所は、このほど2016 年第4四半期(10~12月)の住宅リフォーム市場規模について、前年同期比1.8%増となる1兆9850億円との推計数値を発表した。これにより2016年(1~12月計)の住宅リフォーム市場規模は、6兆2006 億円(前年比4.4%減)となった。
2016年は第1四半期から苦戦が続き、第3四半期まで前年同期比マイナスで推移してきた。第4四半期で前年同期比プラスに転じ、市場規模6兆円台を割り込む状況には至らなかったが、ちょうど消費税増税前の市場規模と同程度まで低迷した。2014年の消費税増税前の駆け込み需要は、予想以上にリフォーム需要の低迷に影響を与えていると考えられる。
分野別には、「設備修繕・維持」分野が5.0%減、「家具・インテリア」は6.1%減だった。
また2017年の住宅リフォーム市場規模は6兆2000~6兆6000億円を予測する。プラス要因としては、国土交通省の「住宅ストック循環支援事業補助金」による需要喚起が期待される一方、マイナス要因として建築費の高騰・職人不足が進むことをあげている。

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