ウェルビーイングな環境で、新たな挑戦や共創を創造
(株)サンゲツは、サンゲツグループの新たな価値創造拠点「PARCs Sangetsu Group Creative Hub」において、このほど「WELL Building Standard(TM) v2(WELL認証)」のゴールドランクを取得した。
「WELL認証」は、アメリカの国際WELLビルディング協会(IWBI)が運営する、人々の健康とウェルビーイングに焦点を当てた建築物のグローバルな評価指標。同認証の特徴は、建物・室内環境といった要素に加え、食物・運動・こころ・コミュニティといった運用面での要素があり、医学的見地から健康・ウェルビーイングに関する要素を統合して評価する点である。認証ランクは、評点に応じブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4種類。
今回「WELL認証」のゴールドランクを取得した「PARCs」は、空間創造に関する高い価値をグローバルに提供していく「スペースクリエーション企業」への転換を実現するためにサンゲツグループの空間創造機能を結集し開設した新たな価値創造拠点。特に「こころ」と「コミュニティ」に関する指標が高い評価を受けた。
同社では従来から「健康経営方針」に基づき、社員が心身の健康を保ち生き生きと働くことのできる環境整備を進めており、メンタルヘルスへの理解を深めるための教育や相談支援体制、受動喫煙対策・禁煙プログラムといった「こころ」に関する制度やLGBTQ+研修や同性パートナーシップ制度の導入などの「コミュニティ」に関する制度を全社的に導入・展開している。
さらに、PARCsの開設プロセスにおいては、全社横断型ワークショップを通じて、社員自らが新たな価値創造に向けたオフィスの在り方を考え、より効率的で創造的な働き方やコミュニケーションを促進する設計・企画面での工夫を数多く取り入れた。WELL認証の要件においては、随所にリアルグリーンを設置することで、まるで公園のようなリラックス効果が期待できるウォーカブルオフィスとしているほか、PARCs内のカフェではヘルシーなサラダやフルーツメニューを提供し社員の健康をサポートしている。
|
|
「第43回 JAPANTEX 2024」見どころ情報