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世界のカーテンメーカーが集結

注目のトレンドエリア

底堅いヨーロッパのインテリア市場　ほぼ前年並みの規模で開催
　
世界最大のホームテキスタイル及びコントラクトビジネスの国際見本市「ハイムテキスタイル2010」（メッセ・フランクフルト社主催）が、さる1月13日（水）～16日（土）の4日間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場にて開催した。
「ハイムテキスタイル」は、カーテン、壁紙、カーペット、ベッドリネン、デザイン図案などのテキスタイルに特化した世界最大の見本市として、世界中のテキスタイル業界関係者から最も注目を集めるイベントである。今年の出展者数は世界60カ国から2521社、来場者数は7万2000名と共に前年並みの数字であった。世界的な景気低迷の中、インテリアの需要はそれほど落ちていないというヨーロッパのインテリア市場の底堅さが感じられる。国別出展者数は、インドが385社で最も多く、次いでドイツが381社、中国380社、パキスタン193社、トルコ153社、イタリア120社などが上位を占めた。日本からは2年連続となる(株)黒沢レース、5年連続の(株)ティ・アイ・シー（山越(株)）など21社が出展した。

また「ハイムテキスタイル」最大の見どころであるトレンドゾーンでは、「ユニ（リ）バース」というメインテーマの下、「フューチャラスティック」「テンプテーション」「ハイパーネイチャー」「インテューション」の4テーマが提案された。昨年に引き続き、日本人デザイナーの南村弾氏がトレンドセッターの一員として名を連ねたことも話題となった。ちなみに南村弾氏は次回のトレンドセッターも務めることも決定している。

なおトレンド及び企業ブースの詳細は、お馴染みの西垣ヒデキ氏（decorators代表）と越川洋平氏（オーブインターナショナル代表）の掛け合い形式のレポートを掲載するのでご覧いただきたい。