特集

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2010年2月23日配信

heimtextil2010トレンドウォッチング--企業ブース編
直感を重視せよ! 目指すは「アンチ・リアルインテリア」
-海外情報
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西垣英樹氏
(decorators代表)
越川洋平氏
(オーブインターナショナル代表)

企業ブースについて
越川 会場に入って、第一印象は例年に比べると、大分出展者も来場者も減って寂しくなった印象があったけど、実はそれほど減ってないようですね。
ヒデキ ボクたち小売が手を付けやすいエディターが出なくなっちゃったので、寂しさは否めないけど、インドなんかの出展者は伸びていて第3国の人たちにはビジネスチャンスなんだろうね。
越川
そんな中でも見所はいっぱいありましたよね。先ずボクが目に付いたのがコレ。今年はとにかく、ラインで描かれた幾何学模様が目に付きました。さらにほんのり民族的な匂いもするとなおかっこいい。
ヒデキ
コレなんかフロントカットで、すごく今年を感じるよね。
プリントがずいぶん減っていたんだけど、デジタルなデザインのプリントが結構出てたよね。コレなんか結構好きなんだけど。
越川 好きですよね、こういうの。インクジェットプリントのコストも下がってきて、もっともっと増えて行きそうですね。
ヒデキ
それからサークル模様も多かったよな。今回のトレンドの象徴的シェイプだからね。球はどの方向にも転がり、変化できる象徴だったり、地球のイメージもあるよね。
越川 優しいイメージもありますよね。癒されたいんですよ、人も地球も(笑)
ヒデキ 重ねるね~。
越川
数年前からテクスチャーでの表現が増えてるけど、クラッシュやフロック、カットベルベットなんかはもはやスタンダードになっちゃたので、もっと大胆に進化してますよね。
ヒデキ
きっと人を感動させるものが素敵なものなんだよ。感動させようと思うとテクスチャーも色も、より大胆に、よりストロングになっていくんだね。大胆な花柄の刺繍も素敵に見えるもんな~。ナチュラルな素材でいくのがナウい。
越川 ナウいって・・・(笑)。刺繍はコストもかかるけど、インドなんかなの台頭で、もっと手軽に使えるようになりますよね。それとこの展示もそうだけど、何だかんだいって、パープルは今年も多かったですよね。
ヒデキ パープルはもともと特別な色だったんだけど、ここ数年のブームで日常使いの色の仲間入りをしたよね。できれば黄色やピンクを挿し色に使うと、“今年のパープル”になります。
越川
このアルハンブラの生地はグリーンとのリバーシブルなんだけど、幾何学だし丸だし、“今年の生地”ですよね。
ヒデキ
デザイン的には、トワレ・ド・ジュイがところどころで使われていて、特に楽しい配色の物が面白かったね。ケミカルな強い色の生地と合わせれば、「テンプテーション」が完成するんだよね。
越川
トワレ柄をモダンにカッコよく合わせられたら、素敵ですよね。それからこの展示も一つ一つのデザインはクラシックなのにモダンに見せちゃう、カッコいい!
ヒデキ ストロングな色の合わせでスタイルを決める典型的なデコレーションだね。個々の色のイメージはもちろん大切なんだけど、もっと大切なのは配色や組み合わせなんです。
越川
エコに関しては、去年は一旦控えめな見せ方でさり気ない見せ方になったけど、今年はエコをバーンと前面に出して、「いかにも!」という所もありましたよね。
ヒデキ エコの考え方にも2つあって、1つはリサイクル、もう1つはナチュラル。自然界の素材を使うって言うことと、できるだけそのまま使って最後は土に返るという意味のナチュラルなんだけど、今年は後者が特に強調されていました。
越川
だんだんエコとデザインは切り離せなくなってきましたね。
それから壁紙のホールは賑わってましたね。中でもコレ、壁紙なんだけど錆びた鉄が忠実にデザインされていてカッコいいし今っぽいですよね。
ヒデキ これもテンプテーションの一つ。劣化が今の時代にピッタリ。一種のパンクなんだね。こういう時代になると退廃的でアナーキーなものが出てくるんだけど、音楽のそれと大きく異なるところは“上質”なんだよね、インテリアの場合。そこを間違えちゃうとダメなんだよね。
越川
連続出展の黒沢レースは、今年も一番華やかな3号館に出展。高い技術でプリントされたコードカーテンは、防炎規制をクリアーできることもあって、さらに評価を集めていました。
ヒデキ 欧米の優位性が薄れていることもあって、もっと日本の企業にがんばってほしいな~。“スペース”は空いてるよね。
越川 3号館に出展するスペース、いっぱい空いてますもんね・・・、って事ではなくて“ポジション”ですよね。それに大量消費時代から抜け出して、新しい時代に入り始めた過渡期でもあるし、デザイン的にも国境のボーダレス化。これから数年がチャンスでもあると思うんですよね。
ヒデキ “Don’t think ,feel!”(映画 「燃えよドラゴン」 より)、直感を大切にしたいね。それと、ニトリを代表とする「ファストインテリア」、「リアルクローズ」が隆盛なんですが、少し先を見て本当の意味でのデザインをしていきたいと思いました。目指すは、いろいろな意味での「アンチ・リアルインテリア」。

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