Online IBNews x メサゴ・メッセフランクフルト 特設ページ
インテリアの本場であるヨーロッパにあって、ドイツ・フランクフルトは、世界を代表するインテリア関連見本市が多数開催される都市として知られている。その中でもとりわけ有力な見本市として世界のインテリア関係者の注目を集めるのが、世界最大規模を誇る消費財見本市「アンビエンテ」。その姉妹見本市として一対を成すのが「テンデンス」(主催:メッセ・フランクフルト社)である。バイヤーの間では、冬の「アンビエンテ」、夏の「テンデンス」と位置づけられ、「アンビエンテ」では春夏シーズン製品、「テンデンス」では秋冬シーズン製品の買い付けが行われる。特に「テンデンス」は、最大のギフト商戦であるクリスマスやバレンタインに向けたデザイン製品が提案されるなど、世界96カ国から5万名を超える来場者で会場は大いに盛り上がる。
その「テンデンス」が、今年も2010年8月27日(金)〜31日(火)の5日間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場にて開催される。会期については、2年前から7月初旬開催となっていたが、世界各国のバイヤーの要望に沿う形で、従来の8月に戻ってきた。「see you in August!」というキャッチコピーのもと、さらに盛り上がる気配を見せている。
「リビング」セクション
約2000社からインテリアアクセサリー、ギフト、家具など多彩なデザイン製品が提案される「テンデンス」では、バイヤーが目的の製品をすぐに見つけられるように、カテゴリごとにエリア区分が行われているのが特徴だ。今回はインテリア雑貨関連が集まる「リビング」エリアと、ギフトをテーマとする「ギビング」という2つのエリアが設定された。このエリアの中に、さらに製品別のセクション分けが行われホールごとに展開される。

5つのホールを使って行われる「リビング」は、家具や雑貨、ホームテキスタイル、絵画、額縁、照明などインテリアデコレーションに関するさまざまなアイテムを展開する。また近年流行しているガーデン関連やアウトドアリビングも大々的に展開、充実した提案となることが予想される。

「ギビング」セクション
そして、「テンデンス」のもうひとつの顔が「ギビング」である。クリスマスシーズンに向けたギフトアイテムを中心に、多彩なキャンドル製品やステーショナリー、おもちゃ、ジュエリーなど、こちらも5つのホールを使用し、贈り手の気持ちが伝わるギフトが多数提案される。
「リビング」や「ギビング」の他にも、若手デザイナーが斬新なプロトタイプを出品しプレゼンテーションを行う「talents」(タレンツ)、新進気鋭のデザイナーが新作を披露する「NEXT」(ネクスト)など、デザインをテーマにした各種企画も目白押しとなっている。

なお、今回の開催から新設されたホール11が使用される。これによりメッセ・フランクフルト見本市会場の西側部分(ホール8〜ホール11)のみの開催となるなどホール構成が一新された。東側へ移動する必要がなくなり、より効率的に会場を回れるようになるだろう。

世界最先端のデザイントレンドが集まる「テンデンス」。一歩先行くインテリアビジネス展開に向け、一見の価値ある見本市ではなかろうか。

  「リビング」セクション
Interiors & Decoration/Seasonal Decoration/Outdoor Living/
Loft/Passage Home & Garden/Passage Table & Kitchen

「ギビング」セクション
Gifts Unlimited/Manufakturen & Collectables/Kids World/
Carat/Young & Trendy/Passage Gifts

「テンデンス」の入場券は、オンラインチケットのみでの販売となっています。
前売り入場券は1日券が20ユーロ、通し券が42ユーロ。
「テンデンス」への来場希望者は右記にお問い合わせください。

「テンデンス」公式サイト


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2010年に4回目の開催を迎える「インテリア ライフスタイル チャイナ」は、中国では唯一のハイエンド市場向けインテリア・デザインプロダクトの国際見本市。年々知名度とトレンドセッターとしての信頼度を高める「インテリア ライフスタイル チャイナ」は、中国国内からの来場者が90%を占める。高い購買意欲を持つ多数のバイヤーと出会える「インテリア ライフスタイル チャイナ」は、中国市場参入への大きなチャンスとなる。
インテリア ライススタイル チャイナ 公式サイト
 
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