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2016年1月26日配信

YKK AP 断熱と開閉性を両立した「APW431」大開口スライディング発表

「APW431」大開口スライディング
「APW431」大開口スライディング

 YKK AP(株)は、窓の断熱性能(U値)1.0W/(m2・K)以下の高断熱を実現するとともに、新機構の採用により、開閉の軽さを両立した樹脂窓の新製品「APW431」大開口スライディングを2月1日(月)から全国で発売する。

 日本の住宅で多く採用されている引き違い窓は、窓の開口面積が大きくなるほど開閉操作が重くなり、他の窓種と比べ断熱性能と気密性能の確保が難しいという課題があった。今回、同社が発売する「APW431」大開口スライディングは、窓の開口面積(躯体開口)を大きく保ったまま、開閉の軽さ・断熱性能・気密性能をさらに向上させ、従来の引き違い窓の課題をすべて解決出来るスライディング(片引きテラス戸)である。

 「APW431」は、樹脂フレーム+Low-Eトリプルガラスの構造で、窓の開閉に合わせて戸車の傾き角度が変わる業界初の「4連可傾戸車」を採用した“スムーズフィット機構”が開く・動くのスムーズな動作を可能としている。ハンドルを90度倒すことで、4連可傾戸車が垂直に立ち、障子とエアタイト材(気密材)が離れて摩擦による抵抗がなくなることで軽い操作性を実現。障子を蹴り出すサポート機構により初動がさらに軽減され、従来の引き違い窓に比べて1/10の力(50N→5N)で開閉出来るという。一方、施錠時には、ハンドルを起こすと戸車が倒れ、障子が枠面に引き寄せられてエアタイト材と密着、3カ所のグレモン錠が連動することで、従来の引き違い窓の1/5の気密性能(0.41m3/m2・h)を実現している。

 また、偏心タイプでは、従来の引き違い窓に比べ、採光面積を約2割アップし、大きな開口による開放感が得られ、冬場や南面からの日射取得にも有効。クレセントをなくし、戸先錠を採用することで、すっきりしたデザインとしている。商品バリエーションには、偏心タイプ、均等タイプがある。カラーは、外観がホワイト、プラチナステン、ブラウン、ブラックの4色。内観色はホワイト1色。対応可能な最大幅W3000×H2470mmまで。参考希望小売価格は、398000円(W2600×H2230mm、ガラス込み、消費税・現場搬入費・取り付け費は含まない)。2016年度の売上目標は7億円。

すっきりとしたデザイン
すっきりとしたデザイン

YKKAPのホームページ
http://www.ykkap.co.jp/

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