商品ニュース
2014年2月28日配信
「DESIGNERS GUID」新作コレクション発表 ラクロワの新作も
デザイナーズギルドの新作
左がラクロア、右がギルド
クッション類
「DESIGNERS GUID 2014年春夏コレクション発表会」が、2月25～27日の3日間、東京・広尾のメサテックスジャパン(株)ショールームで開催された。
「2014SS」はファブリック（カーテン、椅子張り）、壁紙の合計11コレクションと、40点のクッション、9点の贅沢なスロー、8点のラグ等々のアイテムをリリース、さらにデコオフで大きな話題となった「Christian Lacroix」の新作も登場する。
「デザイナーズギルド」のメインコレクションは、インドネシア（特にバリ島など）や日本の伝統的な着物や装束に使われている染色技法に刺激を受けたもの。日本語の“香り”にちなんだ名称の「KAORI PRINTS & EMBROIDERIES」は、美しく落ち着きのあるコットンやリネンに、東洋にヒントを得た繊細なデザインを施したコレクション。例えば、「MOKUREN（木蓮）」は、コットン100％のキバタに、デジタルプリントとスプレープリントで、東京をイメージした大きな花をグラフィック調にデザインしたもの。木蓮＝マグノリアは、トリシア・ギルド女史のお気に入りの花であるという。また、「MONTSUKI（紋付）」は、100％リネン生地に、手描きのチューリップの花をデジタルプリントし、その上に刺繍を施すという凝ったもので、リネンながら、タンブル仕上げで柔らかい仕上がりとなっている。
「AMLAPURA PRINTS」は、東南アジアの伝統的なプリントや染めをヒントにしたもの。インクのにじみのようなしずく柄（「AMLAPURA」）などエスニックでオーガニックなモダンコレクションとなっている。
ほかに、落ち着いたエスニックモダンが印象的な不織布の壁紙コレクション「SURABAYA」、ベジタブルカラーにインスパイアされたリネンと天然繊維のコレクション「MOSELLE VEGETALE WEAVES」などがある。
また、「旅」をテーマに、時間、空間、異なるスタイルの融合を展開する「Christian Lacroix」は、コートダジュール、カンヌなど、人々の想像力をかきたてるエリアが立ち並ぶ「リビエラ海岸」にインスパイアされた、担当デザイナーSacha Walckhoffの新作コレクションを発表。コットンにビスコースの刺繍を施した、トリシア・ギルド女史が「宝石のような色」と賞賛した色彩豊かな植物柄「BATAILLE DE FLEURS」や、ヒッチコック映画『泥棒成金』に、次々に登場する宝石をデジタルプリントで再現したかのような「LA MAIN AU COLLET」、中心に向かってチェック柄が小さくなる“ひねりのきいた”現代的幾何柄「CANISSES」等々、イリュージョンのように多彩なデザインを展開している。
ラクロアの新作コレクション
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