|
 |
| 山本侑貴子氏 |
 |
| 佐藤 勉氏 |
■テーマ展示 [アトリウム――遊]
―カフェテラスで遊ぶ―
「こんなカフェがあったら素敵だナァ」を形に
「インテリアトレンドショー」を冠してからのジャバンテックスは、文字通りのトレンド発信重視に舵を切り替えた。今回は、さらにプロ向けの国際展示会「IPEC21」との同時開催が実現し、新しい切り口をもった企画が可能となった。
今回紹介する山本氏と佐藤氏のコラボレーションによるアトリウム「HOTROINT」のテーマ展示も、共同企画として提案するものである。
日ごろからイメージを膨らませていた
両氏が手がけるのは、三つのテーマ展示「衣」「食」「遊」のうちの「遊」で、「Cafe Tableで遊ぶ」をテーマに半非日常的な空間を提案する。
両氏のコラボレーションと紹介したが、正にその通りで、スタートは山本氏が日ごろ漠然とイメージしていた「あったら素敵だナァ」という空間のアイデアスケッチだった。
それを佐藤氏が形に起こし、それを基にイマジネーションのキャッチボールを繰り返しまとめ上げたものだ。実は、二人で組んだ仕事は初めてとのことだが、食空間デザイナーと建築家のチームワークが上手く機能した。
提案するのは、「自由で、どこに居てもくつろげて、それでいて、個、あるいはグループのプライバシーも確保されている」というカフェテラスである。非日常というほどの距離観は感じないが、ありそうでない意外性のある空間である。
「居心地の好い空間」のため苦心したのが全体のカラーコーディネートだった。それぞれテーマを持った何種類かのプランをシミュレーション。結果、白いファブリックスとのコントラストを活かし赤、黒、ピンクをベースに、カラフルなアクセサリー(丸形クッション)でソリッドな中にも楽しさを演出した。
「たっぷりとしたファブリックスに抱かれている心地好さ、ぜひ雰囲気を味わって欲しい」とのこと。
プロフィール
山本侑貴子(やまもとゆきこ)氏
食空間デザイナー 潟_イニングアンドスタイル代表
慶應義塾大学文学部英文科卒業。外資系金融機関のOLを経て結婚。趣味の料理やもてなしが評判となり、1999年にテーブルコーディネートのサロン「Dining&Style」を自宅でスタート。食に関する各種セミナーの講師も務める。
2003年 日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの資格を取得。
2004年 サロンを表参道に新たにオープン、テーブルコーディネート講座など様々なコラボレーション講座を主宰。シャンパーニュ委員会からシャンパーニュ・コーディネーターに任命され、シャンパンの普及にも努める。都会の生活にマッチした洗練されたセンスが評判で、現在も食空間に関する様々なプロジェクトに従事し、各種女性誌や新聞、TVなど幅広く活躍中。
佐藤 勉(さとうつとむ)氏
一級建築士事務所 佐藤勉建築設計事務所(2002年設立)代表
ICSカレッジオブアーツ講師 東京理科大学、東京電機大学非常勤講師 インテリアプランナー協会理事 IPEC21-2006 実行委員
1990年東京理科大学工学部第一部建築学科卒業
1992年カリフォルニア大学バークレイ校環境デザイン学部建築学科修士課程修了
現在、事務所代表としての仕事のほか、グループ「I’S/アイズ」(中心メンバー6名)の一員としての活動など幅広く活躍中。
デザイナーズスペースへも出展している。
【インテリアビジネスニュース 2006年11月05日号掲載】 |
|