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昨年9月、東京ビッグサイトで介護・福祉関連の機器、ソフトの総合展『国際福祉機器展・HCR2005』が開催された。東館全館を使用する規模で、3日間で13万人を超える来場者を集めた。出展者も多彩で全産業参加型のイベントだった。大変な賑わいで熱気があり、このマーケットの拡がり、奥深さを再認識させられた。
インテリアファブリックス市場の至上命題は市場を拡大することである。そのための最重要課題は市場創造ということになる。
この課題に対する着眼点の一つがこの分野だと思う。我々の業界でも注目しており、大手各社は対応商品を提案しているが、まだこれからという感が強い。
業界で唯一出展
叶島織物は『国際福祉機器展』に我々の業界で唯一出展、インテリアファブリックス関係の出展が意外に少なく注目された。
同社は早くからこの分野に着目、対応商品を提案してきた。そして昨年十月、医療・福祉・教育施設用機能カーテン《グリーンデイズ》とロール&プリーツスクリーン《スクリーンセリスト》を同時リニューアル発売した。
今回は、このうち《グリーンデイズ》を紹介する。
2/3がグリーン購入法適応商品
コンセプトは、「健康のため/安全と快適のため/安心な生活のため」で、健やかなライフスタイルを支える生活空間を支援するために、洗練されたデザインと安心・安全・環境適合を極め、配慮を結集したコレクションである。
商品構成は、全87柄400アイテム。
特長は、安心・安全・環境適合のための各種機能付加とグリーン購入法適応商品の割合が高い(267アイテム)ことである。
付加機能の主なものは、光触媒技術をファブリックに応用したセリスト加工(200アイテム)。制菌加工のSEK赤ラベル(134アイテム)。SEK赤ラベル+消臭(20アイテム)などである。防炎とVOC放散自主基準F☆☆☆☆は全点が取得している。その他、制電性、マーサクリーン、吸音、高耐光、洗濯堅牢度4級以上など消臭、制菌、シックハウス対策などの機能を施した高機能カーテンシリーズである。
価格帯は、ドレープ980円〜1万260円/u(税別・生地代のみ)、レース700円〜3500円/u(同)。
この市場の見通しについて、同社では横バイ圏と観ている。学校関係は少子化の影響も否定できず、病院関係も量的拡大は望みにくい。しかし、老健、老人ホームなど高齢者用の諸施設は有望ということである。量的にも増加が見込まれるが、それ以上に快適な居住空間へのニーズが高く質的向上が期待できると言う。この点に関しては、加齢による見え方の変化に対するカラーバランスの提案などソフト面の提案にも注力している。
今回のリニューアルに際し、ネット一体型カーテンの強化に加え、クオリティアップした柄物を強化したことも特徴である。 |
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