特集

本紙紙面

2024年3月13日配信

【この人に聞く】カーテンコール合同会社 代表 守谷博文 氏
伸縮自在な電動カーテンレール「アンコール」発売
パートナーとなるカーテン専門店を募集中

守谷 博文 氏
守谷 博文 氏

 当社では、本体が伸縮自在で取り付けが簡単にできるユニバーサル・電動カーテンシステム「アンコール」を販売しています。

 オンラインIBNにも取り上げていただきましたが、「アンコール」は一対の二つのレールを左右にスライドさせて長さの調整・固定ができるため、事前に切断・加工をせず取り付けが可能です。施工は簡単ですが製品自体は大型物件にも対応できる本格的なもので、操作方法もRFリモコン、手引き、壁スイッチ、Wi-Fiに対応、Wi-Fiの場合はスマホやタブレットの他、スマートスピーカーでの音声操作にも対応するなどあらゆる用途・シーンで使用できます。

電動カーテンシステム「アンコール」
電動カーテンシステム「アンコール」

 さて、私が電動カーテンレール販売の事業をはじめたきっかけは母の介護でした。高齢で身体が不自由になったため近隣に住むようになったのですが、ある時様子を見に行くと母が窓際で倒れていたのです。理由を聞くと、カーテンを開けようとして転倒し、そのまま動けなくなってしまったとのことでした。結局それがきっかけで介護施設に入居することになったのですが、そこでも真夏にカーテンを開けっ放しにして熱中症になってしまうという事態が発生しました。忙しい職員に気兼ねして、カーテンを閉めて欲しいと言えなかったそうです。

 私自身、もともとは網戸やハニカムスクリーンなどを製造・販売する建材メーカーに勤め輸出入の仕事に従事していましたが、窓関連の仕事をしていながら母の役に立てなかったことに対し責任を感じていました。母に限らず同じ境遇にある高齢者は多いはずです。

 そうした時期と前後して、中国のメーカーから開発中の電動カーテンレールへの意見を求められました。当初は品質面で難しい状態でしたが、改善を重ねるうちに非常にいいものが出来上がりました。これならば高齢者でも簡単にカーテンの開閉が可能になると思いました。そこで二年前に独立し、この電動カーテンレールの輸入・販売を行うことを決意しました。それが今回発売した「アンコール」です。

 中国の電動メーカーは中国で大きな市場があり、また欧米への輸出も多いことから最先端です。例えばWi-Fiの受信機もモーターに内蔵しているため、スマホやスマートスピーカーとも直接つながり、外出先からの操作やタイマーセットも可能です。

 ただし、電動製品を日本で輸入販売するためには、電波法(技適マーク)や電気用品安全法(PSEマーク)などをクリアする必要があります。コロナ禍もあり時間がかかりましたが、製品をすべて日本仕様にカスタマイズしすべての法律に適合しこのたびの発売に至りました。


 販売については、高齢者や障害を持つ方々をはじめ快適な暮らしを求める方々に広くお使いいただくため、ユーザーと直接つながる地域密着型のカーテン専門店様に取り扱っていただきたいと考えています。

 物流関連は、長野県に倉庫を完備し在庫をしていますから、発注後数日で納品が可能となっています。

 現在、販売パートナーショップの募集を行っています(加盟料なし)。ぜひ一緒になって、電動カーテンレールを普及し、高齢者の方々をはじめ日本の皆さんの生活の質的向上を目指していきましょう。 (談)

カーテンコールのホームページ
https://curtaincallllc.com

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