本紙紙面
2020年1月11日配信
【インテリア閑話 405】ネズミ年の今年を占う
インテリア文化研究所 代表 本田榮二
十二支の先頭であるネズミ年の令和二年が始まった。十二支とは「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の総称である。
十二支の始まりは、紀元前1600年頃、中国最古の王朝である殷の時代と言われている。この頃、最も貴い惑星の一つとされていた木星が12年かけて天球を一周することが発見された。そこで毎年の木星の動きを把握するため、当時の人々は天体を12分割し、それぞれに漢字を当てることにした。元来、「子」や「丑」などの字に「ねずみ」や「うし」といった意味は無かったが、民衆に十二支を広めたいという権力者側の思惑から、動物の名前を当てはめるようになった。昔からビジュアル化が普及のための早道だったのである。
日本に十二支が伝わったのは6世紀の半ばで、江戸時代に入ると民衆の間で年回りや時刻を動物で表現する習慣が浸透するようになった。
この記事は購読者専用記事となります。インテリアビジネスニュースをご購読 いただけますとユーザーID、パスワードを発行いたします。
インテリアビジネスニュース購読案内
インテリアビジネスニュースは、インテリア専門店動向をはじめとするインテリアビジネスの最前線情報から消費者動向に至るまで、幅広く、深くインテリアビジネスに関する情報を発信しています。
より詳しくインテリア業界を知るための必携の専門新聞です。
IBNewsグループサイト
- インテリアビジネスニュース
- 月2回発行
インテリア業界専門新聞
- カーテン買うならこのお店
- カーテンショップ選びの
総合情報サイト
- カーテントレンドニュース
-
カーテン業界の
トレンド情報等を発信中!