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2019年4月8日配信

「CMFで表現する2019年の色」セミナーが開催

セミナーの模様
セミナーの模様

 「CMFで表現する2019年の色」が、4月4日、東京・渋谷区のナガセグローバル人財開発センターで開催された(主催:BASFカラー&エフェクトジャパン(株)、長瀬産業(株)、PANTONE COLOR INSTITUTE、(一社)日本流行色協会JAFCA)。

 同セミナーでは、まずユナイテッドカラー・システムズの山岸義昭代表が「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー2019」に選定された「Living Coral」について紹介した。
 生態系において海洋生物の栄養源であり、シェルターでもある珊瑚礁のカラーをヒントにした「PANTONE 16-1546 Living Coral」は、昨今デジタルテクノロジーとソーシャルメディアが猛烈に発達する中、人に活気を与え、人生を肯定するような、明るい将来を思わせる柔らかなオレンジの色合いとなっており、既にファッションやコスメ、インテリアでも展開されつつある。

Living Coral
Living Coral

 また、続いて登壇した日本流行色協会クリエイティブディレクターの大澤かほる氏は、毎年11月16日「いい色の日」に発表している、「今年の色、来年の色」から、2019年の色として発表した「Awakening Orange」(アウェイクニングオレンジ)について解説。新鮮なオレンジの皮をむいた時に広がるオレンジの香りをイメージしたこのカラーには、覚醒、コミュニケーション、スポーツという3つのキーワードが込められているとのこと。平成から新元号「令和」へと変わる時代の節目に立ったいま、これまでに噴出したパワハラ、セクハラ、ヘイトスピーチなどの負の問題を払拭し、本来あるべき姿に気づき、寛容さを取り戻し、多様性を認め合うこと、また東京オリンピック・パラリンピック開催や高齢化社会において高まりを見せている健康思考といった気分を象徴しているという。

 BASFカラー&エフェクトジャパンのプラスチックチームシニアマネージャーの塩谷正人氏から、「PANTONE 16-1546 Living Coral」をもとにした色見本の展開ついて紹介。さらに長瀬産業も、2つのトレンドカラーを具現化したサンプルの展示が行われた。

アウェイクニングオレンジ
アウェイクニングオレンジ

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