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2017年12月19日配信

「オートカラーアウォード2017」グランプリにヤマハ発動機

表彰式の様子
表彰式の様子

 (一社)日本流行色協会(JAFCA)が優れた車両のカラーデザインを顕彰することを目的に毎年開催している「オートカラーアウォード2017」(主催:同実行委員会及び(公財)横浜市芸術文化振興財団)の公開プレゼンテーション及びグランプリ発表・表彰式が、さる12月15〜16日、神奈川県横浜市の横浜美術館で行われ、グランプリにヤマハ発動機(株)「MT-10/MT-09/MT-07」(テーマ:受け入れられる非常識 “Night Fluo”/カラー:ブルーイッシュグレーソリッド4/担当デザイナー:安田将啓氏、片平憲男氏)が選出された。これは、20年にわたる同アウォードの歴史において、二輪車で初のグランプリ受賞となった。

 1998年の第1回開催から、今回で20年の節目を迎えた「オートカラーアウォード」は、“Good Color forGood Car/いい車は色が美しい”のモットーのもと、車両のカラーデザインの企画力や、形との調和を含む、内外装すべてのカラーデザインの美しさを評価することを目的に開催され、審査にあたっては、一般審査委員の投票に、JAFCA自動車色彩分科会審査委員10名、オートカラーアウォード審査委員(島村卓実氏(Qurz〈クルツ〉Inc.)、松田朋春氏(ワコールアートセンター)、大澤かほる(JAFCA) )の投票を加算して決定された。

 受賞の理由について、審査委員会では、「通常、タンク部分が目を引くというバイクのデザインの中で、タイヤに注目させるという発想が新しく自由な印象をうける。バイクのカラーリングでは、チッピング(欠け落ち)による汚れがあることから、ホイール部分に色をつけることはタブーとされてきたが、マーケットを意識しすぎず、デザイナーが自分の意志でその常識をくつがえした。タイヤのブラックと対比させることで、より鮮やかに見せたイエローと、タンクのソリッドグレーとの組み合わせは、その形とあいまって、これまで見たことのない新しいセンスを感じさせる。新しい色彩調和に挑戦したデザインは、20年という節目を迎えた今回のオートカラーアウォードに相応しいといえる」としている。

【ヤマハ発動機のコメント】
 「“自由に楽しむ、自在に操る” MTシリーズのユニークな世界観を強調するために、クールでインパクトの強いカラーデザイン に仕上げました。ソリッドグレーはチープに見える可能性があり、リスクの高い色ですが、尋常ではないインパクトを 狙うため、塗装による装飾的要素を排除しシリアスさを表現する色として開発しました。足回りにアクセントカラーのアシッドイエローと合わせることで、MTシリーズの“機能性”,“ファッション性”の両立を狙ったカラーデザインになっています」

グランプリのヤマハ発動機「MT-10/MT-09/MT-07」(テーマ:受け入れられる非常識)
グランプリのヤマハ発動機「MT-10/MT-09/MT-07」(テーマ:受け入れられる非常識)

日本流行色協会のホームページ
http://www.jafca.org/

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