業界ニュース

2017年8月6日配信

YKKAP 国内製造・営業部門のエネルギー原単位を2010年比13.8%削減

YKK AP R&Dセンター(富山県黒部市)
YKK AP R&Dセンター(富山県黒部市)

 YKKAP(株)は、「第4次中期環境事業計画」(2013年度~2016年度)に基づき、持続可能な社会づくりに貢献する取り組みを進めてきたが、最終年度となる2016年度において、国内製造・営業部門におけるエネルギー原単位(出荷重量当たりのエネルギー使用量)を、2010年度比で13.8%削減した。また廃棄物ゼロエミッションも達成した。

 「第4次中期環境事業計画」の総括として、「商品」では、エコプロダクツの開発推進と、環境トップレベルの商品を選定し、社外表彰等も活用しながらエコプロダクツの普及、拡販に取り組み、その結果2013年度から開発した商品がすべてエコ商品に認定された。また「モノづくり」では待機電力の削減や自然エネルギーの活用など省エネ対策の推進、廃棄物では分別徹底による再資源化率の向上、また商品開発段階からの含有化学物質チェック体制の運用により、安全安心な商品提供に向けた施策を進めた。

 具体的な主要テーマの目標と実績は、エコ商品開発比率が目標100%に対して実績が100%、エネルギー原単位(2010年度比)が目標15%削減に対して実績が13.8%削減、廃棄物再資源化率が目標90%以上に対して実績99.5%、PRTR対象物質排出量(2010年度基準)が目標12%削減に対して実績25%削減だった。

エネルギー使用量の推移(国内製造・営業)
エネルギー使用量の推移(国内製造・営業)

 また2017年度がスタートの年となる「第5次中期環境事業計画」(2017年度~2020年度)の取組テーマは、「商品」ではエコ商品開発比率100%を継続するとともに、ネット・ゼロ・エネルギーの住宅(ZEH)やビル(ZEB)の実現と普及に向けて、高レベルな断熱基準にも適合する環境配慮型商品の開発に取り組む。また「モノづくり」では、待機電力の削減、生産設備・空調の高効率化、自然エネルギーの活用を重点テーマとして取り組み、2017年度はエネルギー原単位(出荷高あたりのエネルギー使用量)基準変更も踏まえ、2013年度比7%削減(従来基準では、2010年度比15%削減)、2020年度までに11%削減を目指す。廃棄物においては、2017年度に再資源化率100%を目指すとともに発生抑制と有価物化を進め、廃棄物量出荷高原単位で2017年度は2013年度比9%削減(昨年度比2.5%削減)、2020年度までに30%削減を目指す。

YKKAPのホームページ
http://www.ykkap.co.jp/

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