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新作発表会

「i+ 」2017年新作

「i+ 」2017年新作

　(株)イトーキ（平井嘉朗社長)と(株)インターオフィス（梅 秀行社長）は、両社のコラボブランド「 i+ （アイプラス）」の新作コレクション発表会を、東京・丸の内の「GOOD DESIGN Marunouchi」で、２月５日（日）まで開催している。

「i+」は、創業以来126 年の間、独創的で先進性の高い製品開発力によってオフィスファニチャーの分野に新しい価値を提供し続けてきたイトーキと、1983 年の創業以来、ヨーロッパの優れたオフィスファニチャーを紹介することで、 日本のオフィス空間の快適性に貢献しているインターオフィスの２社が、 ユーザーがより豊かに空間を使いこなし、充実した環境を実感しつつ働く場を希求するというコンセプトに同意し、 昨年1 月に設立したブランドである。

　昨年の第１回コレクションでは、寺田尚樹氏（建築家 インターオフィス デザイン）のプロデュース及びデザインにより、オフィス空間を理想的に洗練されたものへと構成する際に大切な要素となる “ インテリア・アクセサリー” に注力、ホワイトボード、テレフォンスタンド、コートスタンドの３アイテムを発表。

　第２回新作コレクションでは、寺田氏に加えて、コラボレーティブ・デザイナーとして安東陽子氏（テキスタイルデザイナー）と岡安 泉氏（照明デザイナー）が参加。 テーブル、パーティション、照明を発表している。

　ミーティングテーブルは、両端の脚部のみで天板の重量を支えるシンプルな構造ながら、デスクワークに対する安定性に優れており、ＵＳＢとコンセントの差し込み口を天板に配置、脚下にはケーブルを美しく納めるホールを設け、ミーティングルームの雰囲気をクリーンに演出する。天板にはホワイト、ブラックに加えて、トレンドカラーのオリーブグリーン（カーキ）もラインナップ。このオリーブグリーンは、デスクワークに対する耐久性があるリノリウムを使用している。

　また、パーティションには、編みによる無縫製ファブリックを採用したほか、脚部には高精度のボールベアリングを内蔵したインラインスケート用の大口径キャスターを装備し、スムーズな移動が可能となっている。

　なお会期中は、ガイドツアー、トーク・イベントなども開催、 「i+」が提供するオフィスファニチャーの新たな視座や、昨今のオフィス空間情報などを提供する機会を設け、 様々なかたちで「i+」を体感出来るコンテンツを開催するという。