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会場入口付近

木目調の塩ビ系床材が多数展示

　世界最大級のフロアカバリング国際見本市「ドモテックス2017」が、1月14日（土）、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場にて開幕、17日（火）まで開催中である。

　「ドモテックス」は、カーペット、ラグ、塩ビ系床材、木質系フロア、手織りじゅうたんなどフロアカバリング製品が一堂に会する専門見本市。今年はホール2～4に機械織りラグと住宅向けカーペット、ホール5・6にタイルカーペット、塩ビ系床材などコントラクト向け床材、ホール７に製造・施工関連の機械類、ホール8・9に木質系フロア、そしてホール14～17に手織りじゅうたんという、全12ホールにて行われている。

　その最大の注目は、2014年開催以来、メイン企画として展開されている「Innovations @ DOMOTEX 2017」。素材や製法、デザインなど革新的な製品をピックアップして紹介する企画で、コントラクト向け床材（ホール6）、木質系フロア（ホール9）、手織りじゅうたん（ホール17）の3カ所にて実施されている。ホール6でのコントラクト関連では、木目をリアルに再現したハイデザインの塩ビ系床材（LVT）を中心に、革新的な製品を多数紹介、ホール9の木質系では木目をさらに際立たせるカラーデザインや、張り替えニーズに対応したシステム提案などが行われている。またホール17の手織りじゅうたんエリアでは、恒例の「カーペットデザインアワード」の受賞作品をズラリと展示している。

　また日本からはスミノエが昨年に引き続き出展、展示規模を約2倍に拡大し、「ECOS」をはじめ、長方形カーペットタイル、プリントカーペットタイルなどを、カラーイメージを打ち出しながら提案している。

ホール6の「Innovations @ DOMOTEX 2017」

ホール9の「Innovations @ DOMOTEX 2017」

カーペットデザインアワード

約2倍となったスミノエブース

手織りじゅうたんエリア