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会場内の様子

　インド貿易発展局は、7月20日（水）〜22日（金）の3日間、マイドーム大阪にて「第37回インド衣料品展＆第27回インド家庭用品展」を開催中である。
　同展は、繊維製品の世界的産地であるインドの各地域から、衣料品、アクセサリー、ホームファニシング、インテリアなどの繊維製品関連企業約100社（衣料系60社・インテリア系40社）が集結する繊維の総合見本市。インテリア関連では、カーテン、ラグ、アクセサリー、クションカバー、マット、ベッドリネンなどが展示されている。今回は特に、日本のマーケットを分析し、日本向のサンプルや製品カタログを事前に製作している出展者も多く、見ごたえのある展示となっている。

　なお会場にはインフォメーションセンターはもとより、バイヤーラウンジ、通訳サービス、wifi接続環境など来場者のための設備が充実している。

主な出展者

SHEENA INDUSTRIES社　イケア、ウォールマートなど欧米企業の取り引きする手織りじゅうたん、タフトの有力メーカー。コットン100％。高密度に織られた品質の高さと世界のテキスタイルトレンドをいち早く取り入れたデザインが魅力。大手カタログ通販会社他、すでに日本の大手企業から引き合いがきているという。

MERDIAN FABRICA社　プリントを中心とするカーテン、クッションメーカー。メイン輸出先はドイツ、フランスなどヨーロッパ。一部デジタルプリントを導入するなど、繊細な柄表現を得意とする。今回は日本マーケット向けにテキスタイルのサンプルを開発、カラフルなプリント生地を多彩にラインナップしている。それら日本向けサンプルを集約したカタログもブースで配布している。

SHIVAN EXPORTS社　コットン100％他、天然繊維にこだわったラグ、クッションを展開する。今回は日本市場向けに新しいテクニックをつかったラグを初披露している。表面をブランケットのように起毛させたラグで、素足で使用する日本での使用感をイメージした製品。起毛させた表面はグラデーションのようにもなり美しい。日本市場以外では販売する予定はないとのこと。

ALL INDIA HANDLOOM FABRICS社　ラグ、クッション、のれん、カーテンなどトータルで展開するテキスタイルメーカー。ラグやクッションはハンドメイド、カーテンはマシンメイド。ハンドメイドの強みを活かして、デザインは販売先企業の要望に応じて柔軟に対応していくとのこと。

CO-optex International社　インド南部のタミル地方の生産者団体。約8万名の生産者とネットワークを結び、ハンドメイドのカーテン、ベッドスプレット、ショールなどを生産する。インド国内に約200店の販売網を整備する他、ヨーロッパを中心に輸出も積極的に行う。ハンドメイドのためデザインは柔軟に対応する。