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業界関係者約110名が参加

　インテリア文化研究所（ICI／本田榮二代表）は、2月4日（水）、東京豊洲の川島織物セルコンショールームにて、今年１月にヨーロッパで開催された「ハイムテキスタイル」「ドモテックス」「immケルン」「メゾン・エ・オブジェ」「パリ・デコオフ」の最新トレンドを解説するインテリアトレンドセミナーを開催、インテリア・デザイン業界関係者約110名が参加した。

　今回のトレンドセミナーでは、本田氏をはじめ、網村眞弓氏（Color Design Firm代表）、高田真由美氏（エルクリエーション代表）、奥村公子氏（アルファスパッチオ代表）という、海外トレンドに造詣の深い4名の講師を迎えて、多角的な視点から最新トレンドが解説された。本田氏は、「ハイムテキスタイル」のトレンドをメインに分析、特に壁装材のインテリアトレンドを紹介、デジタルプリント技術が及ぼした壁紙デザインの最新動向をレポートした。またトルコや中国といったアジア企業の壁紙製造の取り組みについても、注目すべき動向と示唆した。
　続く高田氏は、「ハイムテキスタイル」のトレンドエリアについての解説から、「メゾン・エ・オブジェ」や「パリ・デコオフ」に出展した高級エディターのデザイントレンドを解説、民族デザイン、メタル系、ナチュラル色、さらに木・紙・石・レンガといった素材感など、今年目立った傾向を詳細に解説した。その中でもやはりデジタルプリント技術の浸透がデザイントレンドに大きな影響を与えると指摘した。
　一方の網村氏は、「ハイムテキスタイル」のトレンドエリア「テーマパーク」の解説をメインにレポート、ハイムトレンドに連動した高級エディターのテキスタイルデザインなども合わせて詳細に報告した。そして奥村氏は「旅するインテリア」と題して、まさにヨーロッパ旅行をするかのように、「ハイムテキスタイル」「immケルン」「メゾン・エ・オブジェ」を多彩な画像を中心に廻った。