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受験申込ガイド

(一社)日本インテリアファブリックス協会（吉川一三会長）は、4月9日（水）に東京・港区の建築会館ホールにて、昨年10月に創設を発表した「窓装飾プランナー」資格制度の詳細を公表した。発表会にはインテリア業界関係者約160名が参加した。

「窓装飾プランナー」とは、カーテン、ブラインド、スクリーン、シェードなどのウィンドートリートメント全般について、装飾性、機能性、経済性を考慮してバランスよく消費者に提案できる窓装飾の専門家のことで、NIFではこれを専門資格として資格試験合格者を認定する。
第1回目の資格試験は、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の全国5都市で9月3日（水）に行われる。試験内容は、(1)窓装飾プランナーの業務、(2)接客と販売、(3)ウィンドーエレメントの目的と種類、(4)窓装飾エレメントの基礎知識、(5)採寸・取り付け・縫製依頼、(6)プランニングのための基礎知識、という6項目に関連したマークシート式の問題と作文（記述式）。試験時間はマークシート式、記述式合わせて120分。
受験申込方法は、「受験申込ガイド」を入手（窓装飾プランナー事務局、NIF事務局で配布）の上、添付の振込取扱票に必要事項を記入し受講料の支払手続きとともに行う（振込取扱票が受験申請書を兼ねる）。受験申込受付期間は、2014年6月2日（月）～7月18日（金）。受験申請書の受付後、8月中旬に受験票が送付される。受験料は1万3000円（税込1万4040円）。合格発表は2014年10月末日。合格者が正式に「窓装飾プランナー」になるためには資格登録が必要となる。資格登録期間は2014年11月4日（火）～12月5日（金）。登録料は7000円（税込7560円）。
またNIFでは、資格制度発表に合わせて、「窓装飾プランナー」資格制度に沿って編集された公式テキスト『窓装飾プランナーBOOK』を発行、4月10日（木）より販売を開始する。販売はNIFホームページ上のみで行われる。B5判340ページ。価格は4000円（税込4230円）。

発表会の模様

なお発表会では、資格制度の詳細発表に先立ち、吉川一三会長が挨拶、「今を暮らす生活者に新しい空間だけでなく、新しいライフスタイルも提案しうる職能としての『窓装飾プランナー資格制度』を、皆さまにご支持いただき、本資格を通して窓装飾を楽しむ文化を育て、生活環境向上の一助になることを願います」と語った。
詳細発表後には、パッシブハウス・ジャパン理事の松尾和也氏を講師に迎え、「窓から変わるインテリア」と題した記念講演も行われた。講演では、世界と比較して遅れた日本の断熱性能、特に窓における格差の大きさを細かなデータを示しながら指摘、それが深刻な健康被害を発生させているとして改善を求めるとともに、カーテンやスクリーンなどの窓装飾の果たす役割も大きいと語った。

窓装飾プランナーBOOK

■『窓装飾プランナーBOOK』目次
第1章　窓装飾プランナーとウィンドートリートメント
第2章　窓装飾プランナーの接客と販売
第3章　ウィンドーエレメントの目的と種類
第4章　窓装飾エレメントの基礎知識
第5章　採寸・取り付け・縫製依頼
第6章　プランニングのための基礎知識
第7章　プランニングの実践

■試験に関する問い合わせ先
窓装飾プランナー事務局
TEL：03-5212-6091
mail：mado-p@iec.co.jp
（受付期間：4月10日（木）～9月3日（水）10：00～17：00／土・日・祝日除く）