業界ニュース

2010年3月30日配信

2010秋冬JAFCAレディスウェアカラー テーマは“Purify――浄化”

(財)日本ファッション協会/流行色情報センター(JAFCA)によると、2010年秋冬シーズン向けのレディストレンドカラーは、リーマンショック後の世界不況を受け、原点回帰を志向するというインターカラーの予測に同調。原点回帰を象徴する白・黒・グレーの無彩色モノトーン系の色をベースに、赤をはじめとする強い色を大胆に組み合わせるコントラスト配色を推奨するなどとしている。
JAFCAレディスウェアカラーのテーマは、“Purify(浄化)”。これは、気分を浄化(原点回帰)させて、新たなステージに向かうという意図を表現するもので、具体的に次の5つのカラーグループを選定している。
(1) passion(情熱)……ピンク、オレンジを含む情熱的な赤系バリエーション。
(2) genuine(本物の)……白・黒・グレーの無彩色モノトーンのグループ。
(3) serenity(静けさ)……穏やかで濁りのないカラードグレーのグループ。
(4) fluid(流れるような)……ベージュ~ブラウンにかけてのアースカラーが継続。
(5) bounce(はずむ)……健康感あふれる鮮やかなアクセントカラーのグループ。
また、同時に発表されたJAFCAメンズウェアカラーも、Departure(旅立ち)をテーマに、原点から新しいステージへの出発を表現。「原点」(Origin)→「再生」(Rebirth)→「活性」(Activation)という3つのステージを次の3つのグループで表現している。
(1) Origin――yin & yang(陰陽)……色の原点を象徴する、モノトーン系無彩色。暗めのニュートラルカラー(陰)と、明るいニュートラルカラー(陽)。
(2) Rebirth――vintage & ecology……再生の象徴として、ブラウン系のアースカラーとミリタリーカラーのカーキ、オリーブが継続。
(3) Activation――reds & blues……アクセントカラーは、情熱的なレッド系と沈静感のあるブルー系に絞り込んだ。

■2010秋冬JAFCAレディスウェアカラー



なお、プロダクツ&インテリアカラーは、「By and By――for tomorrow」。色のインパクトで、いまの自分が生きる実感を楽しめる空間、明日への英気を養える空間を創造して欲しいとの願いから、ニュアンスのある白やライトグレー、ブルー系とレッド系、ゴールドなど、感情にインパクトを与えると同時に穏やかなニュアンスの色を選定している。
(JAFCAトレンドカラーの詳細は、本紙4月15日号を参照)

■2010プロダクツ&インテリアカラー



JAFCAのホームページ
http://www.jafca.org/

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